教えと学び
(ゆく年、くる年に)

2014年も子供たちは、サッカーを通じて一つの事に向かう集中力や、継続する努力、荷物、靴の整理整頓、元気な挨拶に於ける生活態度など、少しずつ学び成長の真っ只中であった。
その子供たちの学びに向かう姿から、我々大人も学ばされた一年であった。
そして・・・
2015年も、変わらぬ学びで臨み、子供たちも大人も成長出来る一年にしたい。

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明日を生きる・・

自然界では、明日を生き抜くために今日の食事のための狩りが必然であり、動物は、親から子へ生きるための知恵を身をもって伝えている。未来を生き抜くためではなく、今日を生き抜くために動物は食を求める・・本能で生きるのが動物である。
人間には、知恵があり、心があり未来を創造して暮らすことができる・・そこが動物とは違うところ。
人は古来から、父母や、祖父母やの人生の先輩から教えを受け、導きを受けて学んで成長を遂げてきた。
人間誰もが一人では所詮何もできないものである。
教えずして、学びはないという事であり、教える、学ばせることは後輩や子供に対する、人生の先輩の大事な努めである。
その大事な努めを、自分の得意な分野で生かして毅然とした態度で、深い愛情と熱意をもって果たすことがとても大事である。
学ぼうとする選手や、生徒は教えに飢えているからとても謙虚である。
だから、教えることに熱意をもって真摯に取り組まなくてはならない。
教える者と学ぶ者の関係は、鏡に映る心の描写とも言えよう。
教えているから学べれるし、学んでいるから次は教えることができる一つ上の人間になれるのである。
スポーツには、そんな学べるシーンがたくさんあり、人間を豊かにしてくれる要素がいっぱいある。
特にサッカーは、ボール一つで遊べ単純で分かりやすいスポーツでそんな要素がいっぱいある。
丸いボールには、世界共通の理屈のいらない楽しさや、夢がいっぱい詰まっている。

happy new  year