お盆休み、連日の異常な暑さに行動が鈍ります。
ガレトレも夕刻スタートとして実施、少数精鋭でも練習に向かう姿勢は将来に繋がる。

暑い日中の空き時間は、涼しくした部屋で本を読み頭をリセットすることに専念しました。
また1冊、良い本に出会えました。

☆ビエルサの狂気・・・の一節から

私のサッカーを理解できない選手は試合に出られない。それは至ってシンプルな考えだ。我々が立っているのは競争の世界であり、選ばれし者しか戦えないのである。
例えば、トレーニングで220本のクロスを上げる。そこで選手はボールと交わるポイントを目がけて走りこむ。セットプレーで点が生まれるのはそれしかない。ヘディング上手いか下手かは重要ではないのだ。確率的に言えば・・・・・得点になるのは5本かもしれない。
私が選手たちに言うのは220本全てに飛び込めということ・・・・それが5本となる可能性を信じなければならない。これが集中力というものだ。
全てにおいてこれが唯一のチャンスとどれだけ意識出来るかで、ゴールになる確率は変わる。
1回のチャンスは1ゴールのチャンスであり1ゴールは自分たちの人生を変えてしまう。・・・・・だから1本でも飛び込まない選手がいたら容赦はしない。
そのボールには、お金や勝利、喜び、そして人生がかかっているのだから。・・・・・・そう思うのか、トレーニングにおけるたった1球のクロスじゃないかと思うか?・・・重要なのはトレーニング中からどうやってチーム内にそういった雰囲気を作りだすかだ。・・・・

ビエルサという有名なプロサッカー監督の考え方であるが、とても興味深い。
選手として活躍するために、練習から手を抜かない、集中力を養うために全力で行うこと・・・それを仕掛けるのが指導者の役目ということ。

指導者が自分に厳しく、そして選手に対しても厳しく接っせれることがビエルサ流の流儀・・・とても感銘しました。