日々の慌ただしい生活の中で、一日の仕事を終え帰宅しゆっくりしてあぐらをかけば、心も身もくつろぐ。
我が家であぐらをかく・・といのは明日への活力をもたらす為に必要だが、これをあちこち外でやったら周りの人の迷惑になる。
あぐらをかく・・というのは場所をわきまえていない、常識知らず・・と言うことで、自分の地位や立場を知らず高飛車になったり、横柄なわがままな態度をとったりする事である。
人それぞれの地位や役割は、その人が一人で築けるものではない。
生活の場や、仕事に於いて、周囲の人達と相協力して初めて成り立つ事であり、そこに謙虚さが求められる。
人の事を気にしたり、悪口を言ったり、非協力的態度は人間の器の小ささをさらけ出している事に他ならないと思うし、それこそ、そこにあぐらをかいている訳だが、そういう言動や態度にでる人はそれに気づけないのである。
そういう人は、日々の生活が緩く自分に甘いから、いつかどこかでそのつけは回って来るだろう、だから早く自分を知り謙虚さを身に付ける事を覚えたい。
人の性格はいろいろ、自分に合わないと思えば、あちらも合わないと思っている事に気づけ・・・そういう時こそ心を開いて謙虚に接っする事が必要だ。
この世に生きている自分がいる限り、他人の迷惑にならぬよう日々感謝の気持ちと謙虚さを持って行動すれば、何かに貢献できるようになる・・・それが役にたつ事。
人の役割は難しい事をする事ではなく、人として育つ、育てる為に、あぐらをかかずに謙虚な気持ちで自己の役割を果たす事・・・。そう心がけたいものだ。