本日の午後、○○館高校の保護者会(受験の説明会)に参加して来ました。
サッカーの育成にも通ずる、なかなか為になる話しが聴けましたので紹介します。
☆題して、”受験勉強も佳境の秋”これからの乗り切りかた
1.ここからは我慢比べ・・・親は不安、しかし、生徒はもっと不安、不安になるのは当たり前、ならない方が不思議。
2.時間をかけて勉強した割に成績が伸びない・・・伸びるタイミングは人それぞれ、あせらないこと。
3.他人と比較する悲観的なことは言わない・・・模試の成績だけで一喜一憂し、すべてを判断しない。中途半端な知識と自分の経験だけで強制しない。
4.厳しさと愛情をもって接する・・・不安はつきもの、親が不安な姿を見せない。
5.第一希望は譲らない・・・逃げ場を作らずターゲットを決めたら最後まで姿勢を貫き、あきらめずに粘った者が勝つ。
6.直面する「困難」から「楽な方」へ逃げない・・・不本意入学はさせない、納得のいく受験をさせたい。自分が将来なりたい職業をターゲットに志望校を選ぶこと。合格だけを夢見て志望校以外を受験しても、合格した仮の達成感に浸るだけで結局やりたいことがその大学になく回り道で再受験をする子が多い。(費用は倍かかることになる)
7.大学入試だけが目標ではない。入学後の生き方を考える・・・努力して伸びるタイミングはいつかわからないので、長い目で応援して、子供の「芽」をつまないこと。
8.高い志を立て挑戦する勇気を持つ・・・現役突破が原則と心得、挑戦せよ。浪人は一時の結果にすぎない
9.側面支援(生活を支える)・・・病気にならないよう栄養面の支え、余裕のある受験計画を立てる(受験当日のホテルの早期確認と予約等)
10.受験日にいかにピークにもっていくか・・・本人がその時に一番良い状態になるように学校の支援は大きい。
う~ん、なるほど、受験生は大変だなと改めて思いました。
我が息子も、あと数か月・・・今までにない人生最大の山場を、苦しんで、もがいて、耐えて超えてほしいものです。
話を聞いている時に思いました。受験勉強も子供のサッカーも教育、育成の観点からみれば同じ、大なり小なりの違いはあれど、その都度各カテゴリー(年代)で直面している子供たちは、目の前の壁を乗り越えようと学んでいる。
勉強をする、スポーツをする、どちらにも共通して言えるのは、しっかり学ぶのは当たり前で、そこに強い精神力と健康な体が必要不可欠だ。
”健康な体に、健康な精神は宿る”という所が原点であるので、病気、怪我をしないように注意をして受験、試合に臨みたいものだ。
写真:静かな校内の小道