今日は、あの日と同じ数字が並んだ日です。
てっぺんのおしりにつく1と3、ただそれだけの違いしかない。
表面上は、ただそれだけの違いでしかないけれど。
あの日から何もかも変わってしまった人もいるし、
あの日からほとんど何も変わってない人たちだっている世界で、
みんな肩を寄せ合って暮らしています。
今夜、星を見上げれば、あの日見た満天の星空ではないはずで、
いくつかのまばらな、ちいさな星の輝きたちであるはずで、
それでも、見上げれば涙に滲んでぼやけるでしょう。
眠りにつく前に、今日も"ありがとう"と呟く。
それを言える時間なんて、永遠に続くわけではないから。