会社に来てもやる気もでず顔も真っ青だった。

もう末期と私は聞いてたので気力がなかった


ダンナと出会った30年ほど前、ダンナの家族(岡山で農家)と私はあわないと思ってたので、結婚せずダンナとだけ過ごせないか?とか悩んでたのに、あの一族と私が付き合っていかなければならないことも憂鬱だった。


でも会社帰りバス停で入院保険入ってる府民共済に入院給付金を請求する電話をしたあと、自分を落ち着けるために


でもこの入院給付金を貰って、手術したらダンナは思いのほか元気になり、職場で病気のダンナさんを支えるため働いてるんやって認められて私は この集金の仕事を続ける理由ができ続けられるんちゃうんか


(次男が就職したら集金の仕事はやめるって同僚に言ってたのに続けたくなってたから)



なにしろ末期って言ってるのは あの町医者だけやねんから


大きい病院では手術すれば治るかもしれへん。あの町医者がわけわからんこと言って混乱させてるんかもしれへん。


そう思うようにした。


でも食欲もないし、睡眠も浅くしかとられへんかった(私が)