SAO二次創作  ※使用の際には空蝉 響とHPのURLを明記ください。




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 第六話 ラスティの真実



ベリル「シルヴィオ、治りそうだって」

ラスティ「本当!?

エミリア「よかった、です」

ベリル「あとは回復を待つだけらしいし、みんなも一旦休憩にしない? アタシ疲れちゃったよ~」

ラスティ「それじゃあ自由行動だね。ベリルがシルヴィオの事待っててくれるみたいだし」

ベリル「別に待つって言うんじゃなくて、ただベッドで休みたいだけだよ!」

ノエル「はいはい。ねぇ、ラスティ。よかったら一緒にどこかでゆっくりしない?」

ラスティ「え? 僕はいいけど……」

ノエル「やったぁ! 断られるんじゃないかって心配してたの! 行こう!」

ラスティ「わっノエル! 手を引っ張らないでよー!」



ノエル「気持ちいい~! 川辺は風が気持ちよくて眠たくなっちゃうね」

ラスティ「ノ、ノエル! もたれかからないでよ、人に見られて恥ずかしいよ!」

ノエル「え~いいでしょ?」

ラスティ「はぁ……もういいよ……」

ノエル「……ねぇラスティ? 会社はどうしてあんなことしているんだろうね」

ラスティ「わからないよ。会社が何を考えているのか、僕には全然理解できない。それでも、僕たちのやることは変わらない」

ノエル「ゲームのクリア?」

ラスティ「うん」

ノエル「……ねぇ、ラスティ言ったよね? ゲームをクリアしたらまた再会しようって」

ラスティ「うん、そう言ったよ?」

ノエル「それじゃあ私とも会って……くれる?」

ラスティ「もちろんだよ。ノエルとも会いたいよ」

ノエル「嬉しい! 現実世界でも私、ラスティに好きになってもらえるように頑張るね!」

ラスティ「はは……う、うん……」

ラスティ「……でも、もしかしたら僕は最後かもしれないんだ、みんなと会うのは」

ノエル「え? どういうこと?」

ラスティ「僕の家、そういうのに厳しいから、もしかしたら会えないかもしれないんだ」

ノエル「そ、そんな! それじゃあ、このゲームをクリアしたらもう、ラスティとは会えないってこと!?

ラスティ「うん……ごめん」

ノエル「そんな、ひどいよ! ラスティの馬鹿!」

ラスティ「ノエル!」

ユリウス「……今、ノエルが去っていったように見えたが?」

ラスティ「ユリウスさん……いえ、なんでもないんです。それよりどうかしましたか?」

ユリウス「シルヴィオが回復したそうだ」

ラスティ「本当ですか!? それじゃあすぐに行きましょう!」



ラスティ「みんな集まってるみたいだね」

ベリル「あまりにシルヴィオの回復が早いんで全然休めなかったよ~」

ラスティ「ノエル……あの……」

ノエル「……」

ラスティ「ノエル……」

ベリル「何々? この険悪なムード」

エミリア「険悪、です……」

シルヴィオ「待たせて悪かったな」

ラスティ「シルヴィオ! 怪我はもう平気なの!?

シルヴィオ「おかげさまでな。色々、迷惑かけたな……」

ラスティ「そんなのはもういいんだ。それより、シルヴィオは会社のこと、何か知らない?」

シルヴィオ「残念だが、本当に何にも知らねぇんだ。現実に戻らないでいさせてくれる代わりに力を貸してただけだからな」

ラスティ「そうなんだ……」

ユリウス「……ラスティ、これからどうする?」

ラスティ「……会社のことはわかりません。でもやることは変わりません! みんなでこのゲームをクリアして、この世界の人たちを現実世界へ戻す!」

エミリア「はい、です!」

ベリル「シルヴィオはどうするの?」

シルヴィオ「俺は……せっかく現実世界でも生きる希望を貰ったんだ。今まで通り協力するさ、みんなが裏切り者の俺でもいいって言うんならだけどな」

ラスティ「もちろん、一緒にゲームクリアを目指そう!」

ベリル「その代わり、雑用みーんなやってもらうんだからね!」

シルヴィオ「おいおい、そりゃないぜー」

ラスティ「あははは! それじゃあ改めてよろしく、シルヴィオ」

シルヴィオ「……おう、ラスティ」