おねえちゃんの学校でShakespeare Festivalがあった。

おねえちゃんたちは、「マクベス」の一部分を演劇。

シェイクスピアは昔の人なので、英語が古典。

英語が話せる人でも、聞いてて何言ってるかさっぱりわからないらしい。

だから、セリフを覚えるのも大変。

英語の授業の一環で、英語の授業時間を使って準備、練習。

だけど、全員が出なくってもよくって、

出たくない人は、衣装や小道具の準備、または照明などをやる。

さすが、大した練習時間でもないのに、完成度がすごかった。

おねえちゃん、舞台は何度も踏んでるけど、

アクティングが上手くなって、

殺される役だったけどすごい迫力だった。

がんばるなー。

何事も、みんな、一生懸命やってるのが素晴らしい。

最近、おねえちゃんも、学校が楽しいみたいで、

これは、「女子校」だからもあるかもしれないと感じてる。

男の子がいないことで、余計な茶々が入らない。

うちのおとうとくんもそうだけれど、

思春期の男の子って、どうも、

だるそうにしたり、

大声出してみたり、

茶化してみたり、

って子が多くなる。

それか、とっても控えめか。

Decoding BOYSという本を書いた著者のインタビュー記事を読むと、

男子の思春期にはテストステロンの影響で荒々しくなったり攻撃的になったりするそう。

ただ、女子の思春期に比べ、しゃべらなくなり閉じこもりがちな傾向については、

あまり研究がされてないらしい。

でも、やっぱり、そういう傾向、あるよね、

と絶賛実感中。

昔は、

男子校と女子校に分ける意味は、

「思春期になって恋愛等にかまけないように」

だと思っていたのだけれど、

この、激しい変化と難しい思春期の間は、

それぞれに合った教育ややり方があるように思えてきた。

というわけで、

我が家の思春期くん。

アートの授業で色鉛筆が必要と前日の夜に言う。

しかもそれがExamなのだと。

しかし、探したけど色鉛筆はうちにはない。

引っ越しで持って来なかったみたい。

アート大好きなおねえちゃんは、

大切にしている何色もある立派な色鉛筆セットを持っているのだけれど、

もちろん、そんなの貸したくない。

だって、失くしそうだもの。

それは、大いにagree。

水道の水も止められない様な人にそんなの貸せない。

けれども、

なくさない！と言い張り、

怒り出し、

泣きわめき、壁を蹴り、大暴れ。

こうなると、とにかく話を聞いてと言っても通じない。

とにかく、頑固。

みんな、

あきらめてて、

ほったらかしのまま、

それぞれ寝る。

あんな頼み方するような人は誰も信用できない。

自分の「失くしやすい」という性質を受け入れてないのだから。

これは思春期なの？

いや、ただの未熟？

結局、Examと言っていた美術の時間どうなったのか、、

聞いても、

まともに答えないのでよくわからない。

著者は、

Parents often continue to have forthright and informative conversations about puberty with their daughters,

while neglecting their sons.

と言ってて、

大大大共感。

how_to_decode_your_aloof_teen_boy

なかなか時間がないけど、この本読んでみたい。

今日は学校で、

同じyear8の子が大げんかしてたんだって。

ひとりが床に倒されて殴られてたらしい。

テストステロン、、、。

まあ、そういう話しはちゃんとしてくれるのだから、いいか。

おねえちゃんには噛みついて、

怒って暴れてるウチの思春期くんも、

外では何もしないのだから、

楽なほうなんだろう。

そして、

なんだか、イラついてるときには、

「テストステロンが、、」

と思うだけで、

だいぶ気持ちが楽になる。

ガチャーンと閉めて自動でロックの、

こちらのドア。

とっとと散歩に出たら、

ガリっと変な音がして、

カギをさして開けてみるけど開かない。

中にいたおねえちゃんに、

窓を開けてもらって中に入る。

カギ屋さんにメッセージしたら、

アドバイスくれて、その通りしたら開いたんだけど、

もう、なんでこんなドアなのぉ！

中に誰もいない時になってたら、、と思うと怖。

思春期のテストステロン