2011年3月17日
晴れ

今朝、病院側から依頼があった!

被災地からの患者さんが搬送されてくるので部屋を確保するため退院して欲しいとの申し出でだった…
えっ…まだギブス巻いたばかりで入院して5日目なのに…
それにまだ安静が必要なはずでは…?
治療期間は約1ヶ月だったはず…!

でも被災地からの患者の方々の事を思うと決断は直ぐ出来た!
分かりました!退院します!と病院側に伝えた。
妻に事情を話したら快く了解してくれた
僕の場合は基本的にギブスを装着してベッドの上で安静する事なのでこれなら在宅での療養が可能だからだ。

僕が退院する事で一人でも多くの被災地の患者の方々が治療出来るのであればそれが今の僕に出来る事に思えた。

僕が退院する事で妻の負担も軽減するし、妻が病院に来るための今は貴重かガソリンの節約にもなる。
早速退院の手続きをして短い間ではあったがお世話になった病院にお礼の手紙を渡して家に向かった…
道路に出て思ったことが、なんと車の交通量の少ない事か!
通常なら沢山走ってる車がまばらにしか走ってない…
妻から聞いていたがこれ程とは…
スタンドも閉まったままでガソリン売り切れの札が掛かっている。
燃料供給が出来ないからだ!

地震の被害がいかに大きいかが分かる。
電気や水のライフラインは復旧したが車の燃料となるガソリンが無いのでは普段足としている車が使えない。

化石燃料に頼っている弱さが分かる。
でも現在の技術では当分は化石燃料に頼るしか無いだろう…
2011年3月16日
晴れ

入院も4日目に入りだいぶ病院の生活ペースも分かってきた。

腰にギブスをしたので肘支持型4輪歩行器なる物を使い、歩いてトイレに行ける様になったことでほっとした!
排泄をベッドでしなくて済むことは生活習慣上助かった。

昨日から会社の配慮で個室に移ったため周りに気兼ねなく過ごす事が出来る。

忙しいにも関わらず妻が来て身のまわりの世話をしてくれる…体を拭いて着替えを手伝ってくれたり食べ物や飲み物の心配をしてくれたり…
疲れるから少しは休みな…と言うと私は大丈夫!と言いながら世話をしてくれた。

妻は心からマザーテレサを尊敬している…
僕もインドに行ってコルカタのマザーハウスを訪れたことがある…
マザーはまさしく神の使いだ…

そんな妻には心から有難うを言いたい…
今夜は妻も病院に泊まることになっていたが、病院側が用意してくれた付き添い用ベッドはあまりにお粗末だった。

しばらくはそのお粗末なベッドで休んでもらったが妻が疲れてしまうのでその日は無理をしないで帰ってもらった。

病院側は付き添い人のためにもう少しましな寝床を提供するべきでは無いだろうか…

ただ、東北の被災地の方々の苦労から比べたら僕たちはいかに恵まれているか…
なんとかしてあげたい気持ちで一杯だった…

2011年3月15日
曇り空
今日も新た試練にチャレンジしなければならなくなった!

地球上の生命体のほとんどが行う排泄行為である。

屋根から落ちてまる2日も出してない。
これもやはりベッドでしなくちゃならない!

恥ずかしいなんて言ってる場合じゃない!しなければ漏らしてしまう!こっちのほうがもっと恥ずかしい!

心を決めて看護師さんに準備をお願いしベッドに角度をつけ両ひざを立て気張る!…が腰が痛くてなかなか力が入らない。こうなったら奥の手を使うしかない!


ボクは気合いを入れたい時にある音楽を聞く…ヴァンへーレンのジャンプだ!これを聞くと元気が出るので手元のiPodの選曲を合わせ再生した…おなじみのイントロが始まり歌い始めると…腰の痛みもなんとかガマン出来て…やっと生まれました!

体の中がとても軽くなった気がした。
また、一つの試練を乗り越えた。

この様に体の不自由な状態を体験するといかに大変かが良く分かる!

なお、この日はギブスを作り腰から上半身が動かないように固定しました。