お久しぶりです。

唐突なタイトルになっておりますが結婚しました。

そして今結婚24日目(中途半端)


皆様に(っていっても誰も見ていないかもしれないけれど)

一応ご報告しなければと思いつつ月日が流れていきました。

(サボっていたわけですテヘラ<殴)


とはいってもまだ一緒には住んでおらず

周りからは新婚生活どう?なんて聞かれますが

結婚という実感もなく日々過ごしています。


まぁなんていうか色々ありますが頑張ります。

いやあんま頑張らないです。頑張るの疲れるし。

どこかここではないどこかで色々と語らせてもらうかもしれません。

ここ嫁が見る可能性あるから何も書かないぜ!


とりあえず今喧嘩中です。

思わず暴言を吐いてしまいそうになる自分が・・・!

危ない危ない。


なんてことを色々書こうかなと。

あ、興味ありますか?<そうでもない


鬼嫁日記に負けないようなものを・・・!書いて・・・!印税で・・・!<イヤラシイ


まぁゆるりと過ごしていきます。

とりあえずご報告まで。

あとがき

ミエナイココロを書き始めたのは2003年の正月明けだった。
何のために書き始めたのか。
それは自分の心を整理するためでしかなかった。
ただ、自分のために。

その頃は亜美とも連絡がつかなくなって、
ちょうど正月のメールを送ってメアドが変わってることがわかったときだっただろうか。
節目のつもりで書き始めることにしたんだ。

この物語はノンフィクションです。

最初はノンフィクションなんて言うつもりも全然なくて
多分見てる人もフィクションなんだろうって思ってたんじゃないかな?

でも、読んでくれてる人が共感して涙してくれたりするのを目の当たりにすると
なんだか嬉しくて
なんていうか自分の感じてたことが理解してもらえる喜びっていうか。
どうせだったらノンフィクションってちゃんと伝えた上で読んでもらった方がより
実感を持って感情を伝えられるかもしれない。
そう思ってノンフィクションであることを公表することにしました。

書いてる間に
いろんなことが起こった。
俺は正月の出来事までで話が終わるだろうと思っていたのに
そこからいろんな奇跡が起こった。

こんな偶然もあるんだなって。

翼のキモチがわかる。
亜美のキモチもわかる。
そうやって応援してくれてる人がいてくれて
書きながら辛いことも一杯あったし。
書けないかなって思ったことも何回もあった。

実際今自分の書いたものを読み返すことは正直辛い。

ただ書き終えたことは俺に勇気をくれた気がします。
一つの物語
俺の物語にピリオドを打つことが出来ました。

もちろんこれから先亜美さんとどうなるかなんてわからないけど
自分の中でのけじめがつけられたんじゃないかなってそう感じてます。

あ、疑問に思ったこととして香織の世界っていうのがありましたよね?
あれは俺が書いたものじゃないです。
香織さんから頂きました。それに俺が少し加筆修正したものです。

うーんと
近況報告しちゃいましょうか?
この前も亜美さんと遊びました。
二人でね。

例のごとく彼女は「友達」って単語を口にしていましたけど(笑)
過敏に反応する自分がまだいます。
まぁ仕方がないでしょう。
そう簡単に感情をコントロールできるほど俺は器用じゃない。
でもね、だんだん友達を受け入れられるような、そんな気がしてるんだ。

亜美さんやっぱ可愛いけどね!
可愛い友達が俺にはいるんだぜって

そう
いつか未来の彼女に自慢したいと思います!

またいつか。ここで近況報告するかもしれません。

そのときまで

サヨナラ!

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時間が経ちました。
あれからずいぶん。

12月の末
キミと飲みに行ったよね。

ずいぶん酔ったキミは
ボクの背中にくっついて離れなかった。
喫茶店に入って
ただ二人でなんでもない会話を続けたっけ。

その時
もう彼氏が出来てたんだね。

2月になって、キミから打ち明けられた。
ただなんとなく会話のきっかけをつくるために聞いた「最近なんかない?」
この言葉にキミが切り出した。

正直に言うと
ショックだったかもしれない。

でもそれはなんでって言われるとよくわからなくて、
ボクにも彼女が出来たし、キミに対する想いも確実に薄れていたのに。
自分の気持ちが怖かった。
なんでショックをうけたのかって。
でも
彼氏が出来たって言われてなんにも感じないような自分もなんか嫌だって思った。

止めればいいのに
「かっこいい?」なんて聞いてた。
最後に会った日にキミの財布からこぼれたプリクラに写っていた男二人の顔を思い浮かべていた。

「かっこいいよ。考え方とかね^^」

よかったねー。なんて言いたくもないのに言った。
少しいやみに聞こえてもいいかなとも思った。

「あの時、最後に会った時もう彼氏いたんだね。」

そう聞いた嫌味なボクに

「うん。。なんとなく翼にはいいずらかったんだ。」

よくわかんないけど
ボクの気持ちをちゃんとわかってくれてて
わかってくれて気遣ってくれたこと
ただそれだけで

もうよかった。

この前、ボクは彼女と付き合って三ヶ月になった。
亜美から彼氏がいるって言われた時にはオレにもいるんだって
いわなかった。
言えないでいた。

でもたまたまオンラインになった亜美に
彼女がいるって打ち明けた。

「お互い幸せになろーね^^」

キミがそういった。

ボクは笑って頷いた。

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さらにさらにあとがきです。

ひょんなきっかけから海猫のレビューを書かせていただくことになりました。
それを機に自分で書いたものを読み返したりしないんですが一度読み返してみました。
えーっと正直恥ずかしくて火が出る思いなのですが、それはそれで過去の思い出として大事にしたいと今は思ってます。
あと、一人称が俺と僕で統一されていなかったのですが僕でほとんど統一しました。
一部俺になっていうところは会話、手紙、あとがきだけだと思います。
感情はまだ大人になりきれてない僕がいて、それでも大人へと背伸びしていることを表したいので会話は俺で表記することにしました。

まだまだ大人になりきれてない自分がいますが、一歩一歩成長していけたらと思っています。
皆さんいい恋愛をしましょうね。

ではまた。
132話(二つの空)

その日からまた亜美から連絡がくることはなくなった。

なんでだよ?
そう思ったりもしたけど
なんだかわかるような気もした。

手を握ったことで
きっと僕のことをもう一度考えたんだと思う。
考えなきゃいけないと思ったんだろう。

この先
こんな状態のまま進んで二人がどうなっていくだろう
そう考えたとき亜美の中で
もう中途半端なことはしちゃいけないって結論に達したんじゃないかな

つまり
亜美の中で僕がこの先恋人としてはいないだろうって。

僕もあの時以来
変に意識しちゃった所があって気軽にメールをすることもできなくなった。

すぐ近くにいる亜美がまた
ずっと遠くに感じた。

夕方になると
窓の外に自然と目がいく。

少しずつ暗闇へと色を変えて行く空が
まるで二つに分れているようで、なんだか切なかった。


このままでいいのか?
これでいいって僕は思えるのか?

亜美はきっと友達としてこの先僕を待っていてくれたんじゃないのか?
必要としていてくれるんじゃないのか?

だから一緒にいてくれたり
わざと「友達」なんて台詞を口に出したりしたんじゃないんだろうか。

僕は亜美のことが好きだ。
恋人として一緒にいたいって思った。

けれど、今のまま連絡も取らないまま
亜美の未来
僕の未来に
二人が消えてしまうことが嫌だ
どんな形であったにせよ繋がっていたいって、そう思った。


携帯電話を手に取り
メールを送る。

翼「よ!久しぶり!^-^」

亜美「どうしたのー?びっくりした(笑)^-^;」

翼「なんだよ。友達だろ?メールぐらいするさ^-^」

亜美「そうだよね(笑)(≧▽≦)」

まだ僕は友達って打つのに勇気がいる。
たぶん、暫くはしょうがないんじゃないかなってそう思う。
でもそれが僕の選んだ道だから。

亜美「明日テニスの試合なんだ。晴れないかなぁ、予報だと雨なんだよね(;-;)」

僕は夕方になったオレンジ色の空を見つめた。


翼「晴れるよ。絶対」



空も
僕の心も亜美の心も
いつかきっと。

そしてこの夕空が一つになって映る日が必ず来ると信じて

僕はまた

明日へと駆け出した。


ミエナイココロ 完