道を歩いていると
古い建物の一階に
老婆が座っている
老婆と目があった
何かあると思い老婆に元に歩いていった
占うのか
男は、しかたなく、はいと答えた
何を占うのか
男は、出世を気にしていた
出世運を
それといつ頃、今より出世するかを
老婆は、今の仕事かいと尋ねた
男は、転職の予定がないから、はいと答えた
今は、何やっても上手くいかない
じょじょに運気が上がり、数年後には、必ず大いに出世すると
だいぶ先だと男は思った
老婆は、言った
いい顔している
顔相も良い
今の仕事でも、出世するから心配ない
最後に老婆は、二つの道があるねと
男は、老婆に礼を言った
男は、気になった
今の仕事以外に
男は、心の中でさえぎった
その予定はない
去年のことを今、男は思い出す
二つの未来なんて
Android携帯からの投稿