以下は転記。
ある方がこう云われた…
(如是我聞風に)
あのね、やっぱりあれだよね、何か事を為す時ってのはね、他人様からは見えなくってもさ、動機ってのが大事なんだよ。
それが結果よりも大事なんだよね!
ってね。
どういうこと?
って聞いたらね、
その人曰わく…
俺ね、ほんとは〇〇になりたかったんだよね。
だけどダメだって云われたんだよね。
なんでダメなんだよ!?って聞いたらさ、
君には徳が無いから!
って云うんだよね。
でよくよく聞いたらさ、
君は前世に3回お坊さんやってたことがあるんだけどね、
その動機がその都度不純だったんだよ。
ある時は戦乱に巻き込まれたく無くって僧坊に逃げ込んでそのまま居座ってね、門前の小僧よろしくいつの間にやら覚えた経文を唱えるもんだから、当時の無学文盲の周りの人々からは有り難がられたりしてね、それで勘違いして肝心の悟りと救済への情熱は無くってね。
そしてあの世にかえって叱られて。
今度こそは、蜘蛛の糸ほどの仏縁を頼りにしっかり生きるぞ~!!
と思いながら、やっぱり徳を積むことに思い至らずに自分の我欲を頼り(動機)に生きた…
みたいなのが問題だったんだよ。
やっぱりね、動機ってのが一番大事なんだよ。
欲あれど
徳なきものに
悟りなし
う~む、堪えますなあ。