人生において、ほぼ後悔なんてないし、いつ死んでも全然 OK くらいの勢いで生きている 私ですが、あぁ今日まで生きてきて良かったと思える出来事が 2021 年 12 月5日に起きた。
それは唐突に訪れた。
午前中、とある地域のイベントに出かけていた関係で、キッチンカーで買ってきたお料理をお昼ご飯にと抱えて帰ってきて、それをつまみながら SNS チェックをしていたところ(お行儀悪いな)、岡本健一が再開させたバンドのライブに、ゲストで成田昭次がギター弾きに 来るらしく、しかもそれは今日の夕方からで配信有というとんでもない情報で、これを教えてくれたのはもともと男闘呼組ファンだった人で、よく男闘呼組の話をしていたお友達だった。これはもうチェックするしかないでしょう。
こんなことってある!?
まさに青天の霹靂。これぞ正真正銘の青天の霹靂。今年のテーマは 青天の霹靂だな、うん。
音速の貴公子、アイルトンセナに負けないくらいの速さで、2 人のインスタアカウントをフォローして、そこからライブのサイトへ飛んで、配信チケット買って、夕方までのスケジュールを調整して、もうすべては 17:00 に向けて全力疾走よ。
本当は、午後は SixTONES の新アルバムの全曲紹介 YouTube 流してのんびりまったり過 ごすつもりだったのになぁ~天地がひっくり返っちゃった。
思い返せば、中高生時代男闘呼組が大好きで、人生初ジャニーズコンサートは男闘呼組だっ た。中学の時の同級生を誘って、埼玉の大宮ソニックシティへ行ったのを、昨日のことのよ うに思い出すし、実家の私の部屋には今でも成田昭次のポスターが額に入った状態で飾られていて、本当に青春時代の思い出はすべて男闘呼組とともにあった。
私の中高生時代と言えば、光 GENJI が一世を風靡していた時代。ご多分に漏れず私もどっぷり光 GENJI に夢中になっていたが、それまでのジャニーズにはない、ちょっと不良っぽ いバンド形式の男闘呼組を初めて見たとき、これまたビビビっと来て一気に心を奪われてしまった。デビュー前の主演映画「ロックよ静かに流れよ」は傑作よ。
高校受験を控えていた当時は、男闘呼組のラジオ を聴きながら勉強してみたりほんと、切っても切れない存在になっていたから、デビューが 決まった時は本当に嬉しかった。
貯金してあったお年玉でファンクラブ入って、郵便局から青い振り込み用紙にギッチギチに必要事項書いて、コンサートのお金振り込むの楽しかったなぁ。チケットになって帰っておいで!っておまじない今の子知らんだろ?
あとね、ファンクラブの会員証が圧倒的なかっこ よさだったの!
ギターピックを模したペンダント形式で、当時よく岡本の健ちゃんが首にぶら下げていた認証票にも似ていてとにかく本当に斬新だった。だから、突然解散を知らされたときは茫然自失になってしまって心が死んだ。 地方在住の中高生がそんなしょっちゅうコンサート行けるはずなんてなくて、結果あれが 最初で最後の生男闘呼組になってしまった。 今のように、ネットで情報集められるわけもなく、真相どころか経過さえ知る由もなくてそ れは長年自分の中に抜けない棘として刺さり続けてきた。
そういえば同じ思いを最近もしたなぁ。
2013 年に聖が KAT-TUN から突然消えたときは衝撃だったけど、まぁ4人でなんとか...っ て思って、2015 年に田口が辞めるって言いだしたときが同じ心境だったと思う。辞めるま で猶予期間はあったけど、地獄のようだった。おかげで 10 周年記念コンサートには申込さえできなかったよ。だって田口のいない KAT-TUN を現実として受け入れられる自信なんてなかったから。
はあぁ...色々と巡り巡って繋がってしまう私のジャニヲタ人生。 男闘呼組事件の後、彼らの亡霊をずっと追いかけていたんだろうな~。 ジャニーズらしい、キラキラ系のグループではなく、KAT-TUN、SixTONES、HiHiJets、 A ぇ!グループとちょっと治安の悪そうなグループばかり引っかかってしまうのは。
とにかくいろんな思考がぐるんぐるんしちゃって、ずっと興奮してた。
数年前、成田くんは大麻所持で逮捕されたこともあって、岡本の健ちゃんがジャニーズ事務所に所属している限りは、きっと実現しなかった2人の競演だと思うと、ますますなんか感じるところがある。
よくよく考えたら、推しが2人も大麻で御用になってるってなかなかだな。 髙橋一也くん(敢えてこう書く)と前田耕陽くんも、コロナ禍は2人で YouTube 競演して いたし、いつか本当に4人がまた揃う姿が拝めるんじゃないかって希望、出てきちゃったな。 諦めないようにしよう。
17:00 ライブ配信が始まって、健ちゃんの歌う姿を見るだけで感慨深いし、ギターかきならす仕草が昔と全然変わってなくてもう感極まってしまったのよ。
ゲストはサプライズっていわれていたので、どの曲で登場するかわからず、ただただドキド キしながら見守るのみ。 ライブも後半に差し掛かろうとした頃、おもむろにジャケットを脱ぎ、白シャツで歌いだす 健ちゃんを食い入るように見てた。
そしてステージが暗転し、暗闇の中からキュイーンて鳴 ったギターの音に鳥肌がっ。
来た!これが成田昭次のギターだ!って一瞬でわかる。
もう私絶叫してた。 穴が開くんじゃなかろうかってくらい画面に目を凝らし、目と耳に焼き付けるその姿。
ギタ ーを弾くときの手の筋!その華奢な体、うつむきがちな目、すべてが成田昭次だった。
健ちゃんとショーちゃんが向かい合ってギター弾いてる!こんな日が来るなんてっ。
瞬きする暇さえもったいない。見逃したら後悔する。
健ちゃんが「サンキュー昭次」とショーちゃんの肩を抱き、最後にハグした瞬間に涙腺崩壊した。
生きてて良かった!最高!ありがとう!最高!まじありがとう! そこからラストまでの記憶はほぼない。夢見心地だったから。
配信ライブは1時間 30 分で終了し、その後まもなくアーカイブ配信が始まった。
アーカイブで2ショットを見返して初めて、夢じゃなかったと実感する。 この時代に生きていて良かった。 ライブ会場に入れないとしても、リアルタイムでライブを観られたうえに、こんな貴重な姿 をいつでもどこでも何度でも見ることができる。
3000 円なんてお安いもんだ。もう気づけばずっとリピッてる。 死なずにいてほんと良かった。
30 年前、私に刺さったままの棘が静かに溶けて、あの頃の熱を改めて感じさせてくれた。 全然好きって気持ちは衰えていない。むしろ何倍も何十倍も好きが増した。
またここへ戻ってきてくれてありがとう。それしか言えないよ、まじで。
最後に、今回のことでしみじみ感じたことがある。
30 年も時がたてば、こんな奇跡が起きたりするんだよってこと。
今年は6人時代の KAT-TUN をものすごく見た。あそこから始まってるから、6人、5人、 4人、3人いつの時代もずっとかっこよくて魅力は全然減っちゃいない。 だからね、いつかまたヌルっと6人で出てきちゃってもいいんだよ? まだ休止してから1年も経たない嵐にしても、巷ではいろいろ言われてるけど、何年待って もそこから先にまた見える景色があるんだよ。だから焦ってはいけない。
人生何が起きるか分からないから、100%ないとは思わないし信じ続けてる。 とにかく今日を思う存分生きよう。生きてさえいれば未来は何とかなる。
そんな 12 月5日でした。