神様が慕わしくて。
父母様が慕わしくて。
お父様に優しい声をかけられたくて。
お母様に優しい声をかけられたくて。
祈りながら、
両手を差し出す。
左手をお父様に握られたくて、
右手をお母様に握られたくて、
この空間全てを
神様にかき抱かれたくて
暖かい涙が流れる。
目を閉じていると、
映像がまぶたの中を流れる。
幼い私は、
両親の間で遊んでもらっている。
何の会話だろうか。わからない。
でも、温かい。
いつまでも、こうしていたい。
しあわせだ。
神様。
神様が、ご覧になられてる。
こんなにも温かい空間なのに、
神様の居場所がない。
これこそが、神様の願われた愛なのに、
神様の居場所がないじゃないか。
誰も神様に気がついていない。
罪が憎い。
この体を流れる堕落の血が憎い。
こんなにも神様が慕わしいのに。
私の体は眠ろうとした。
思いっきり頬を張り飛ばす。
もう一発張り飛ばす。
効いた。
うれしい。
こんなにも神様を求めたい自分を感じることができるなんて。
こんなにも、
絶対的な善の基準を渇望する自分を見つけることができるなんて。
自分の心の中に、もっと、こんなに深いところがあったなんて。
体が熱い。
体の底に、澱のように眠っていた気のようなものが、掻き回されたようだ。
熱いものが巡っている。
時間がない。
でもこのままでいたい。
慕わしくて慕わしくて堪らない。
求めれば求める程に、
自分が口惜しくて仕方ない。
お父様、お母様。
神様が訪ねることができる家庭。
真の家庭。
やっと訪ねた家庭すら、
罪の餌食となるなんて。
人類歴史上の一家庭、ひと家庭。
それぞれに神様の願いがあった。
神様、
それぞれの家庭の愛を味わいたかった。
そして全て成されなかった。
全て恨となった。
このブログに遺すのは、
いつでも私が、ここに帰って来ることができるようにするため。
神様を掴まえるため。
父母様を掴まえるため。
罪よ、
この手を放す気はないのだよ。
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