同じ間違いを繰り返さないように、基準として守ることを、もう一つ、思い出しました。

私が前に働いていた会社は、正直言って、頭の悪い人が幅をきかせていました。物を知らない、たぶん知能が低い、話が通じない、本を読まない、言葉を知らない、すぐ感情的になる。などですね。そもそも学歴の低い人が集まるような会社でした。業種的にもそうです。

私は、だから入ったわけではありませんし、そういう人達と働くのは嫌だけど入ったということもありません。ただ何も考えていませんでした。入って、働いてみて、しっぱいだったと気がつきましたが、それと彼らの知能との関係にすぐには辿り着きませんでした。どうしてうまくコミュニケーションがとれないのだろうと考えるばかりでした。

どうして私は気がつかなかったのでしょう。馬鹿でした。就業では初めてですけど、同じことで学生時代に苦労していたのに。そのことを

忘れて、馴染めない環境に自ら身をおいていたのです。本当に馬鹿です。二度と同じ間違いをしないようにしたいです。

私の生まれた地域は田舎です。中学までは校区の公立に通います。私立の中学や小学校なんてないです。そして公共交通機関も発達していないので越境とか無理です。私の家のある地域は、程度が低いのです。小学校のとき、2クラスでした。60人?その中で、私の知る限り3人の同級生に今は前科がついています。中学は5クラスでした。ヤンキーが幅を利かせていていじめが蔓延していました。卒業後、暴力団に入った人もいます。私は勉強好きではありませんでした。勉強しなくても小学校では学年1、中学校でも1位の成績をとることがありました。私が頭良かったのではなく、まわりが頭悪かったのです。

その小学校・中学校時代、辛かったです。同級生との会話がうまくいかなかったです。頭の悪い人達と仲良くできる人の良さ、大人な気持ちは私にはありませんでした。今もですが。おかげでいじめられました。

高校は県内一の進学校に行きました。周りは私より頭のいい人達ばかりでした。学校で私は勉強についていけず落ちこぼれましたが、友達付き合いは問題ありませんでした。

大学は底辺の私立に行きました。勉強ができなかったからです。周りはやはり頭の悪い人が多く、話が通じず、ギャップに馴染めず、また一時は不登校になりました。

頭が良くても、そうでない人と仲良く楽しく過ごせる人がいることは知っています。私の知り合いにも何人もいます。だけど私にはそれが出来なかったです。出来ないです。頭の悪い人が多い空間に身をおいて上手くやれる素晴らしい能力は私には備わっていないようです。

就職して最初の仕事は失敗でしたが、次に働いた業種は高学歴の人が多く、上司は最難関の資格を持っている人でした。それでもやっぱり意地悪い人はいまして、辛い思いもしましたけれど、小学校、中学校、大学のような話が通じなくて苦しむということはありませんでした。

私のこれまでの人生を振り返って、環境と言う意味では、知能の高い人といる環境は○。知能の低いひとといる環境は最悪、だったのです。なぜそれを忘れてしまっていたのか。もう忘れたくない。心に刻みたいです。

次の仕事は、たとえパートでもアルバイトでも、頭の悪い人ばかりのところには行かないこと。気をつけます。守ります。