くん2月23日月曜日に、私がお世話になっている、学習塾の1年で最も大切な行事「修業式」が行われました。コロナ禍前はウインク愛知や市公会堂などで全体会を行なっていました。しかし、会場のキャパや遠隔地の生徒への配慮で全体会は本部からズーム配信、分科会は各校舎という形式になりました。2025年 私は日能研に来て初めて、三つの校舎で6年生を担当しました。心は千々に揺れました。三つの校舎を駆け足で回るか、いっそのこと参加しないか。それとも二つの校舎はズームで顔出しするか。

私の出した結論は、三つの校舎を駆け足で回り切ることにしました。最初にも書いたように最も大事な行事ですから。

どの校舎も出席者が多く嬉しかったです。分科会では私たちからのメッセージ 合格だるまへの目入れ、後輩たちへのメッセージ(寄せ書き)記念撮影などなどです。

第一志望校合格率は30%とも言われる中学受験。今年はとても良い結果を出してくれましたが、半分くらいの子は第一志望には合格していません。でもそんな子たちも前を向いて修行式に来てくれていました。

ぼくが卒業生たちにに贈った言葉は、座右の銘である

「力及ばずして挫けることは辞さないが、力尽くさずして倒れることを俺は拒否する」を引用して。

君たちは君たちのやり方で全力で受験に立ち向かった。その立ち向かったこと自身が素晴らしいことなんだ。この受験で掴んだことをこれからも長い人生で活かしてほしい。

ここで「君たちこそ二月の勝者なんだ」と言おうとして言い忘れました。


先日もある校舎で、今年の受験結果についてある先生と話しました。その先生は、ちょっと前までは、クラス担任だからということで、すべての教科の指導をしようとしていた。去年 今年は最後の最後まで 自分が教えている教科の底上げに全力を尽くしました。それが良かったように思います。他の3教科は授業担当者にお任せしたのです と。


今年の結果は「不思議の勝ち」だと私は思っています。不思議を不思議ではないようにすることが肝要です。


今思い出した象徴的なシーンがありました。

2010年の入試結果が出た時の教務会議での出来事です。その会議の最後に教務部長が今年の入試のあなたにとっての満足度を手の高さで表してみてください。

15人ほどの出席者の中で、お一人が50% 後のみんなが0%だったのです。

涙を飲んだ教え子がいる以上満足なんてできません。私は私と同じ思いを共有できる仲間がこんなにもいることにとても嬉しく思いました。

そのときから、私たちの塾のスローガンの一つが「全員合格」になりました。


私の塾のホームページや各校舎に掲示してある合格者の名前短冊には「みんな『が』あけたドアの数」と書かれていますが、私は「みんな『で』あけたドアの数」にしてほしいなとずーっとずーっと思っています。

だって中学受験は、団体戦なのですから!