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気候変動への適応って?

「適応」という言葉をグーグルで検索するとまずトップにウィキペディアが表示されます。

それによれば生物学、医療分野、制御工学などでそれぞれに違う意味で使われているようです。


生物・生態学では、ある生物種がある環境の中で上手に生活できるような形質を備え、そのような形質が自然に選択され広まる過程とあります。温暖化などの気候変動への適応と言った時の意味は、これに一番近いと考えられます。


温暖化により世界各地ではさまざまな負の影響が出始めています。その最たる例がツバルなど海面上昇により水没の危機に直面している太平洋島嶼国でしょう。アフリカなどの乾燥地域では旱魃や砂漠化が進み、ヒマラヤでは気温の上昇により氷河湖が決壊するリスクが住民の生活を脅かしています。バングラデシュなど南アジアの沿岸地域ではサイクロンなどの災害の頻度が増しています。

途上国の貧困層は第一次産業に依存している人口の割合が多く温暖化の影響がもろに生計に影響します。


このように温暖化の影響で変化する(と予測されている)外部自然環境に対し、私たちの社会は適応してゆく必要があります。具体的には堤防整備などのハードなインフラ整備から収入源の多様化(リスクヘッジ)や人々の意識啓発のようなソフトな施策までが含まれます。


しかし実際には途上国の組織や人々の能力開発は、ほとんどがその脆弱性を軽減(=適応能力の増加)することにつながることから、ここからが気候変動への適応プロジェクトでここからは通常の開発プロジェクトと明確に区別することは難しいのです。