こんにちは!
いつもはニューヨークから、
画家の千寿です。
(プロフィールは、こちらから)
3月2日日曜日の朝を迎えた
高松。
夜中、ふりつづく雨音が
心地よくて
ひとつぶひとつぶの
水の音を感じたり
つながりの
ぜんたいを感じたりしながら
朝までひとりで遊んでいました。
お一日のきのう。
お墓参りと
氏神さまへのお礼。
急遽、プーケット行きを
取りやめたおかげで
お参りができて
こんなすてきな瞬間にも出会えました。
「生きがい」
インドの旅で味わった
忘れられないできごとのひとつを
書きたくなりました。
インドの道は
片道10車線とかでも
曲がるときに
信号がないところがたくさんあって
カオス状態。
車線はあってないようなものだし
その間を人が横切ったり
牛が横切ったり
逆走する車やら
馬車やら、ラクダやらがいたり、、
スピードのちがう様々が
ある意味、奇跡みたいな
ハーモニーをかなでている。
ニューヨークで運転するわたしは
「ここで運転できたら
世界のどこいってもできるわ〜!」って
勝手に自負するくらい
マンハッタンはひどいって思っていたけど
インドはその100倍くらいカオス。。。
そんな中で、
たまーーーーに
突如、信号が現れたりするのですが
車がとまった瞬間に
幼い子供から
大人まで
中には、裸の赤ちゃんを抱えていたり
もうとにかくたくさんの人が
ものを売りにくるんです。
それも、
中には車の窓に
顔をベッタリつけて覗かれたり
どんどん叩いてきて
目の奥の奥まで
ギューーーーーって覗いたり。
その都度、心が
抉られるような気持ちになりながら
自分にはいまこの瞬間に
何ができるのだろうと
自問自答をしながら。
上も下もない世界で
レイキを送りつづけて。
愛でつながって。
そんな中、
左肩に
20冊くらいの本を一列に積んで
車と車の合間を流れるように
まわっていた男性が
とおくに見えたんです、そのとき
目があったんですね
その方と。
遠くからだったのに
しかもわたしは
後部座席にすわっていたのに
すると
その男性、走ってわたしたちの
乗ってる車まできて
窓越しのわたしに
1冊の本をみせてきました。
ホコリを被ってぼろぼろだけど
大切そうに
サランラップで巻かれていた
本。
その本がこちら。
IKIGAI
確か、2017年に
スペインで出版されて
世界20カ国で翻訳された大ベストセラー。
当時、ニューヨークの本屋さんでも
一番目立つところに
やまづみされていたから
わたしも購入して読んだ記憶があります。
内容をざっくりと要約すると
(本当は要約したくないですが)
沖縄のある村を調査して
長生きに健康に
しあわせにくらす秘訣が書かれている
この本。
読みやすいので
ぜひ興味ある方はおすすめです。
その本を、
ここインドで
靴も履いていない
何日も水浴びもできていないだろう
そんな風貌の40代くらいにみえる男性が
IKIGAIのその本を
わたしに売ろうと
必死になって。
わたしが首を横に振ると
彼の持っていた他の本も
順に見せてくれたんだけど
そのセレクションがもう
素晴らしかった!!!
すべて
「生きる」ことに関する
洋書。
クオリティーオブライフだったり
自己啓発本や
哲学書など、、
必死で路上で物売りをされている
彼が売っている
これらの本たちと
現実で目の前に広がっている
世界とが相反し
混沌としているなかで
無性に、彼から、この
IKIGAIをいま、買いたい!
思わず、
窓をあけて
そのIKIGAIを
買いたいって衝動に駆られた
つぎの瞬間、、
信号が変わり
車が動きはじめ
IKIGAI本を持った
ボロボロの外見をした男性の姿は
どんどん小さくなっていきました。
いまでもその男性の
1日を生き抜くのに懸命な
それでもあきらめていない眼差しと
想像のなかだけの彼の人生と
IKIGAIをおもいだす。
IKIGAI
生きがい
あなたの生きがいって
なあに?
今日も最後までありがとう!!!
あなたが元気でありますように
高松から、
愛とエールを送ります
LOVE
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