


東京シティフィル 聴いた
高関健指揮
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
マーラー作曲 交響曲第6番 1905年
2026.02.11 東京赤坂 サントリーホール
私は1972年からマーラー6番の大ファンだが、今回のコンサートは私的に最高のコンサートだったと思う
サントリーホールは聴く場所で随分と違う音響になるのだが、今回は、2階のセンター後ろから3列目。音量は1階程は大きくは無いが、全体の音が良くブレンドされてとても良い席だと思う。
指揮者の高関健氏のマーラー6番は私としては2回目
1回目は群馬交響楽団。
改装前の古い高崎のコンサートホールでだが、デッドな音のするホールで、残響が少な目で演奏者には酷な一面はあるが、細かい音まで良く聞こえる点では聴衆にはそれなりに良い点はあったと思う。
当時も、マーラーの国際的な団体から高関健氏に届く最新の改訂版に拠る演奏との事で、聴いた結果は、特に打楽器に大きな改訂があるのが私にも分かる程の変更があったが、あれから10年位か?? 今回も最新の改訂があるとの事で注意深く聴いた。
結果、前回の打楽器の変更点は今回は確認できず、打楽器は従来の普通のものとあまり変わりないと思ったが、全体的には2〜3箇所
「ちょっと違うなあ?・・・」と思う変更があった様に思う。
今回、ハープは2台。(3台のケースも多いが)
チェレスタが2台
共に、左端の前列に位置し、かなり良く聞こえて来てとても良かった。
第2楽章と第3楽章は、若干テンポが早目で、淡々と進行する感じではあったが私はそれも良いと思った。
第1楽章と第4楽章は、歌わせ方が素晴らしく、特に第1楽章の歌わせ方には参ってしまった。
マーラー6番のスコアを読むと、びっしりと細かい指示が、他の作曲家の数十倍は書き込まれていて、その通り演奏するのも大変だが、高関健氏の歌わせ方は上手すぎる位である。
また、高関健&シティフィルは、昨年のマーラー7番でも感じた事だが、バイオリンと木管(特にフルート)の絶妙にブレンドされた豊かな音響が実に素晴らしくて美しさに満ちていて今回も感激した。
兎に角、他では聞こえぬ芳醇で綺麗な響きが高関健&シティフィルの特長か!
今回は総勢112名の大編成による素晴らし過ぎる時間だった。
マーラーの交響曲は、聴きやすくてエンターテインメント性が高く、他のとんな作曲家も、マーラーのレベルには達せない。本当に数十倍ものレベルの違いかある。
メロディーの美しさ、音響の素晴らしさと多様性、聴衆の身になり聴く者達に満足感を与えるのがマーラー。
皆、マーラーの交響曲の美しいメロディーや芳醇な響きに黙って浸れば良いのだ。
聞く者皆に幸せな気持ちにさせるのがエンターテイナーの王者マーラーなのだ。
現代のラスベガスでも十二分に受け入れられる、偉大なクラシカルな作曲家が、グスタフ・マーラーだ!
#東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団