アダモカマラのブログ

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気がついたら、アメリカに渡って27年目。がむしゃらに来たけど、気づいたら知らない間に時間だけ過ぎてるのはちょっと寂しいので、毎日を大事に見つめてに生きれるよう自分の足跡を残すことにしました。

たまたまオンラインでニュースを見ていたら、このビデオを見つけて、見始めたら最後まで目が離せなくなりました。

日本では引き取り屋というビジネスがあるようで、アメリカもNon Kill Shelterがたくさんあります。

このような施設は引き取り手のない動物をレスキューして、里親を探すか、見つからない場合も最後看取るまでお世話をする団体です。

 

動物愛護のメッセージは、24時間テレビで流れるこの国でも、動物虐待に対する法的処置や刑罰は、まだまだ追いついていません。

 

このビデオの中の幸ちゃんは、10年間ブリーダーの元で繁殖のために使われた後、虐待と劣悪な環境の中でケージで生きた、トーイプードルで、一旦レスキューされた後、最後に里親さんが見つかるまでのお話です。

名前すら付けてもらえず、ネグレクトで歯も抜けて、身体もあちこちに異常があるこの子がいつか幸せになるようにと、お世話した夫婦がつけた「幸(こう)ちゃん」という名前。

 

幸ちゃんを預かったご夫婦が、120%の愛情を注いで、幸ちゃんを大事にお世話するお話に心が打たれました。残念ながら、幸ちゃんはレスキュー後、里親さんの元で幸せな老後を暮らし始めてまもなく病気で亡くなります。

 

わたしも、アメリカに来てから、動物のレスキューや里親をボランティア活動を通じて30年近く携わっていることもあり、いつか幸ちゃんのような犬や、猫や、その他の全ての動物がこんなつらい思いをすることが、いつかなくなってくれる日が来ることを願います。そのために、今自分が出来ることを続けていこうと強く思いました。

 

 

 

 動物は人間の言葉を話しませんが、じっと目をみると言葉などいらないほど、いろんなメッセージを私たちに送っていませんか?