エブリバディ・フェイマス！

知名度のないヨーロッパ映画って苦手なんですよね。

淡々と話が進んでいき、最後は「あれ？オチは！？」で終わる。

いや、終わったのかすらよくわからずぽかーんとする映画もあって。

しかも暗い。

でもこれは違います！

冴えないオヤジの失業から始まるんですが、これまたぱっとしない映画。

娘のマルヴァは歌手になりたいと言いながらブタのように飯を食い漁り、オヤジはいきなり通りがかりのアイドル誘拐しちゃったり、それでも冴えない映画。

でも話が進むごとにありえない展開に。

そこはつっこんではいけない。すべてはマルヴァが歌う歌ですべてが覆される映画です。

話はなんじゃそれ的な展開だけど私は好きです。

でもみんなに見てほしい！

聞いてほしい！

もう耳から歌が離れない！！

ベルギー・フランス・オランダ合作のベルギー映画です。

確かベルギー（と周辺の国？）ってフラマン人とか民族が色々あってそれぞれプライドがあったりなんかでマルヴァの歌う歌もそういった要素が含まれていると思います。

その辺に詳しいともっと違った捕らえ方ができるのかな。

こんなラストが爽快な映画は見たことない。

でも残念ならすでに廃盤のようでしかもマイナー映画なので一般のレンタルショップには置いてないのです。

なのでぽすれんやツタヤオンラインなどのオンラインレンタルで借りて見て下さい。

この映画もっと評価されてもいいのになー。

片道切符（仮）