ガミラシークレットもどき石けんを作ってみる | 片道切符(仮)

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断捨離中ときどき手作り石けん

使ったこともないものを作ってみました。


ガミラシークレット

イスラエルのガミラおばあちゃんが地元の女性たちとイスラエルの大地で育ったオリーブオイルとハーブを使って手作業で作っている石けんです。


なんとお値段2415円、ローズは3465円


石けん1個である。


輸入品は現地の3倍はするものね。きっとイスラエルでもお高いんでしょう?


じゃあ現地価格はいくらなのかしら。


イスラエルでは20シュケル、現在のレートで600円ぐらい。ん、ん?んんんん?

*現地価格は値上がりしているかもしれません


な、何か、違うよね?うん、違う!パッケージが!!!




不透明の簡易プラスチックパッケージです。中身はもちろん同じ。そう、同じ。

日本向けのはご丁寧に箱に入れられています。

イスラエルって輸出税がやたらめったら高いのかしら???



実はシリア・イスラエル周辺諸国に行った事あるんです。


でも長期のバックパッカー旅行(バック背負って貧乏旅行)だったしそのときはガミラシークレットなんて知らなかった。


でも知っていてもきっと買わなかった。だって1個600円もする石けんなんて日本でも買わない。

私の肌はそんな高級石けん使うほどか弱くございません。


600円なら興味本位で買えるけど、いや、買っておきたかった。だって日本価格じゃとても買う気になれない。


シリアではアレッポ石けんを買い込みました。


アレッポ石けんなんてシリアでは100円~500円でした。しかもあれはかなりデカイ。


アレッポはオリーブオイルを絞った後の搾りカス(をさらに絞って?)で作っているそうです(エコですね)

高価なローレルオイルが入っているほどグレードが高く値段も比例します。

しかし私の肌にはローレルオイルが合わなかったみたいで即効でニキビができてしまいました。せっかく高いの買ったのに(泣) 

髪にいいとは言うけど、ガビガビになりました。たぶんお酢リンスとかすればいいんだと思うけど。


ちなみに安いほうはローレルオイルが少ないようで肌トラブルはありませんでした。100円ぐらいであの大きさはかなりお得。


アレッポと比べてはいけませんね。イスラエルは中東でも物価が高い。日本と同じくらいかちょっと安いぐらいでした。


ガミラシークレットはイスラエルでも年々値上がりしているそうです。

でも中身同じなのにこの価格設定はちょっと暴利といってもいいのでは。

うーん、どんなにいいものでもこういう商法取られるとなんだかなぁ。

海外の石けんメーカーだってこんなには現地価格と変わらないわけだからけっして輸入税などの関係ではないと思います。


現地の女性を積極的に雇用してイスラエルの大地で育まれたオリーブとハーブを使って作る石けん、とっても魅力的なんだけどなぁ。


一度は買ってみたいと思っています。(現地価格で買えるチャンスがあるなら)


でもさ、やぱり高いよね、高いよね?よし、作ってみよう!(何故そうなる!?)


手作り石けんを作っているのでそれっぽいのが作れないかと検索していたらコールド製法でガミラもどきのレシピを公開している方のブログを発見。


もちろん、ガミラは釜炊きだし、ローレルオイルなんて日本じゃ手に入らないからまったく同じではないんですけどね。


興味がある方は「ガミラもどき レシピ」で検索してみてくださいね。


*ガミラのやし油はパーム油じゃなくてココナッツ油だそうですがマネさせていただいたレシピどおりパーム油で作ってみました。




ローレルオイルは手に入らないのでローレル、ローズマリー、セージなどのインフューズオイルとハーブウォーターで作りました。


特に肌も弱くなく、肌トラブルもなかったので手作り石けんの恩恵がよくわからなかったのですがこれは使い心地がいい。今まで基本のマルセイユ石けんばかりだったので色んなオイルが配合されている分、あわ立ちもキメ細かくてクリーミーです。


洗顔すると肌がキュキュっとなります。でもつっぱらない。


でも色んなオイルを使っている分、かなり割高になります。


でもまた作りたいな~と思わせる石けんでした。