村雨辰剛氏と五十嵐靖晃氏のトークショーを拝聴しました。
以下つぶやきです。
今日まで参加型のアートというものにそれほど関心がなかった。参加者は楽しいよね、良かったねというくらいの肯定感だったように思う。
五十嵐氏の「海渡り」という作品のエピソードにあった「ヒロス懐かしいね」という言葉に涙が出てしまった。
懐かしいその味を食卓に再び登場させる家庭もあるだろうし、道の駅などで販売して拡げてようとする人も出てくるだろう。
「海渡り」が連綿と続いてきた食の記憶を取り戻し更に未来へとつないで行く機会を生んだように感じた。
郷土食というのか、その土地で食べられてきた料理は人々の生きざまとその土地の有り様が反映されているように思う。
五十嵐氏は何度も「所作」という言葉を使っておられたが、所作も食も人の身体に刻まれる記憶だからこそ保存伝達の術が限られてしまうのかと思う。
参加型のアートはそこに活路を生むのかもしれないとひどく納得した気持ちだった。
というただのつぶやきでした。
