抵抗することを手放す

 

 

頭で理解した事を、まるで腑に落ちた様にわかったつもりなる事があります。それは例えばサクランボの形や味を想像するのと、実際にその果物を飲み込んで味わうくらい違います。見て、感じて、嗅いで、味わい、複数の感覚で実際の体験をするのは、全く別の現実になります。この2つの見解は雲泥の差です。

 

それと同じ様な事を私は最近体験しました。それは「抵抗する事を手放す」と頭で理解するのと、実際に完全にそれを体験した事です。それはいかにも単純な様ですが、その差は昼と夜くらい違います!まるでスイッチを入れて明かりをつけて光が輝く様子と、明かりがついていない状態に例えられます。

過去を振り返ってみると、私は抵抗を手放すという考え方をしていただけで、実際に完全にそれを理解し体験していなかった事に気付きました。私はそこに明かりがついていると思っていました。というのも、あちこちで明かりがチラチラ見えたからです。しかし、完全に明かりがついてみると、それは私にとって全く違う現実となりました。

 

この体験への鍵となり、扉を開いたのは、感謝の状態の中にあり続けるというシフトでした。私の周りのシンプルで愛すべき全ての存在への感謝は現在進行中です。私たちを取り囲むこの素晴らしい多様性、複雑性、豊かさの完全なる受容、とは感謝の境地なのです。

その様な境地からあなたのバイブレーションが上がり、宇宙とのアライメントが進み、これら全てがあなたのより高次なアライメントを可能にします。この波動の中でこれまで願ったり夢見たりしていた事柄があなたに流れ込みます。それは度重なる偶然の一致によってもたらされるでしょう。この境地こそが様々な時代を通してマスターたちが語ってこられたものです。あなたも今、そこに連なる事ができます。

 

光、愛と奉仕の内に

アダマ