悪魔みたいなヤツって言葉、ありますよね。
悪魔の所業とか。

でも、一般には余程登場しない、この悪魔って存在。
でもJW教理では、それこそ頻繁に登場し、悪魔の役割は多岐に渡ります。

実際、この世で一番勤勉に働いているのはサタンなんじゃね?って思えるくらい、彼には色々責任を課しています。

とにかく、JWが迫害されたり誘惑されたり、困難に直面したりするのは全てサタンのせい・・・
マジで?

おいおい、どれだけ自分たちが大人物だって思い込めば済むんだ?
自分たちを常に監視して、行く先々につまづきを用意して待ってるってか?


JW教理によれば、信者たちを神から引き離すために、あの手この手を使って誘惑しようとしているんだってさ。
だから、あの兄弟がこっそりエロサイトを見ているのも、きっとサタンのせいなんでしょうね。
誘惑して神から引き離すために。
だめですよ~そんなもの見てちゃ!んで、もっともっとため込んじゃってくださいね(笑)


言っておきますが、サタンも悪霊も(最近は邪悪な天使って言うらしいが)、そんなヒマないって!
会衆のあの人もこの人も、ほっとけば自滅するタイプなんで、わざわざ何か仕掛けるなんて面倒なことをしなくてもいいと思うんですがね・・・

つくづく、おめでたい。
そりゃ、自分の弱い部分と戦うという姿勢はすばらしいことです。
でも、実は、JWはそんなに自分の弱い部分と戦っていません。自分の弱さ、それはぜーんぶアダムのせいだからです。

不完全なのは、罪を受け継いでいるから。しょうがないんだ。だから許せ。許さない方が悪い。
これがJWの論理です。
だから、言っている事とは裏腹に、自分の弱さなんかと戦いません。すべて不完全のせい。

そして、その他の悪いことは全てサタンのせい。

こうして考えてみると、なんでもかんでも自分以外のせいにしているのがJW教理です。
そして、被害者が許せ、許さないのは罪だと教えます。

だから、食事招待を受けたのに、約束をブッチして行かなくても、謝らなくてもいい。
あくまで、許すのは招待して食事を作り、あげくに待ちぼうけを食わされ、時間と労力と食材を無駄にした被害者の方なんですと。

こういうのを悪魔の所業と言うと思いますが?

さて、このシリーズもう少し話を展開しますんでヨロシク。