企画展　モネ睡蓮のときを当日券で観るためにグッツ込みで、100分くらい並んでからの鑑賞、約１時間半。

後半、階段前に座るソファーがあって足を休めたあと、となり別会場の常設展(企画展チケットがあれば観れる)も観るか迷った。

金曜日は９時までなのでまだまだ時間ある。

サッチー「すみません。こちらはだいたい何分くらいで回れますか？」

スタッフさん「一時間かかる方もいらっしゃるし、10分で回る方もそれぞれですね」

せっかくだからまったく誰の絵があるか知らずに入場。

実業家の松方さんのコレクションを引き継いでの絵画がほとんどらしい。

世界の美術館も、実業家や伯爵、王家のコレクションのおかげで美術品が収集、所蔵出来てるから、感謝しないとね。

モネ展と比べめちゃ空いてる。

順路の最初はずっと宗教画。

ほぼ1500年代で数百年経ってもキャンバスの表面がつるつる綺麗できめ細かい。

サッチーが知ってる画家の名前はないけど、キリスト様と自分、妻を画家に描いてもらって教会に奉納するみたいな、、、

それが数百年後に日本の美術館に飾られ、たくさんの人に鑑賞されるときっとご本人も思わないのがロマンを感じる。

当時珍しい女流画家の自画像らしい。

お顔立ちも美しいが、ドレスのドレープ、レースの透け感が写真みたいにリアルで観入ってしまった。

今より昔の方が写実的？写真がないぶん、リアルに描く事を追求したのかな、とか勝手に思う。

帰りに今後の企画展チラシ貰ったら、あら、来月からの企画展の主役じゃん！

マリーガブリエルカペ🎀

観出したら10分で回るどころではなく、ついついじっくり観ちゃうので、所々、数回、ソファーで休む。

たまに彫刻もある。

ふと観たら。

ロダン作　ロダン夫人だった。

ロダンと言えば、40分外に並んだモネ企画展のショップとは別のほぼ並ばず買えた常設ショップで絵はがき買ったら、(ほかのビニール袋は有料なのに)無料でこんなにおしゃれなロダン封筒に入れてくれたよ。嬉しい。

見覚えある、インパクト強い毛むくじゃらな少女。どこか別の美術展で観た気がする。

顔に体毛が覆われる血筋の一家を貴族珍しがって買取って住まわせていたらしい。

残酷な歴史、、、

モネ、睡蓮や橋以外も描いていた。

珍しい雪の風景。

ルノアール👒

ドガ🕺

(ゴッホと仲良かったり喧嘩したりして結局南国へ逃げた)ゴーガン(ゴーギャン)

終盤、急に有名画家オンパレードでつい、「あ、ゴーギャン」「ドガ」とか独り言言っちゃたよ。

サッチーがあまりに食い入るように観ていたからか(自意識過剰？)そこには３人くらい集まった気がした。

ラスト、ピカソ、いたよ。

これは最近購入したらしい。

メイン、モネ展もちろん素晴らしいけど、常設展、何があるか知らないで行ったら結構名画揃いで興奮した。

常設展は一般500円、65才以上無料。

中学生以下無料。

上野駅公演口から１分足らずなので、ふらっと来てゆっくりソファーに座りながら観るのも良いですね。

モネ展終わっても、国立西洋美術館所蔵の睡蓮や黄色水仙や、橋はきっと常設展に戻るはずだから。ぜひ。

国立西洋美術館 常設展