思い立って観に行った「モネ睡蓮のとき」

上野駅徒歩30秒の国立西洋美術館。

海外からの人含め、庭からはみ出すとんでもない行列。

(隣の広場では中国春節祭やってたからなおさら？)

10月から開催していたのに一番やっちゃいけない駆け込み鑑賞。

しかもネットで前売り買えたのに当日券にチャレンジしたもんだから。

チケット列15分、入場列50分、グッツ列40分、、、な目に遭いました。

暖かめだったから良いけど、下手したら風邪引きますわ。

混雑予想グラフ見たら夕方から混雑⤵️

目の前の精養軒でお食事して時間調整。

20分くらい短縮してましたが50分並びやっと入れた。

いつも音声ガイド借りますが(今回石田ゆり子さん)音声ガイドさえも行列出来ていたので諦めました。

モネどんだけ人気⤴️

あれだけひっきりなしに鑑賞客&グッツ客いたら１日、億￥💰はいくんじゃないか？

モネは今まで企画展の中の数点しか鑑賞出来てないのでほんわかパステル系のイメージだったけど、いやいやいや順序だてて67作品を観たら、創作意欲メラメラ🔥じゃん！と今さらながら気づきました。

マルモッタンモネ美術館と国立西洋美術館所蔵作品が大半ですが、山形美術館、アーティゾン美術館、メナード美術館など結構日本はモネ絵画を所蔵してるんだな。

この実業家松方様↓の松方コレクションが、国立西洋美術館所蔵品の礎になってる。

財産を芸術のために使ってくれるお金持ち、感謝&尊敬。

一章　セーヌ河から睡蓮の池へ

二章　水と花々の装飾

三章　大装飾画への道

四章　交響する色彩

エピローグ　さかさまの世界

全四章中、三章のみ撮影OK📷

人が居すぎてもはや正面から撮れません💦

クロードモネ(1840-1926)

最初はセーヌ河やロンドンの橋から、アイリス、キスゲ、藤、アガパンサスなどの花。

オランジュリー美術館から依頼された大装飾画の作品群に取り組むためにジヴェルニー自邸の庭を買い足して池を造り「水の庭」に整備。

知らなかったけど、無秩序に睡蓮が広がるのを防ぐために睡蓮を鉢に植えてから、芸術的配置を考えて池の中に⛲落としたんだって。　

今までは教科書で、モネ=睡蓮くらいしか知らなかったから、順序を経ての鑑賞出来て良かった。今さらだけど💦

写真NG作品含めて一生分の睡蓮を浴びました

🚿

最初の方の巷でもよくみる睡蓮は色が淡いパステル系の睡蓮で遠目から観ると(ん、水彩画？)と見間違えそうだが、50センチ？くらいの至近距離から観たら絵の具が盛り上がっていて油絵。

サッチー的な大発見は、モネ作品、ほぼ余白がある。画角の隅だったり、草花のまわりだったり、わざとなの？

ド素人なのでそういう画風があるのか知らない。

モネは亡くなっているけどたくさんの作品を残し、さらに作品に余白があるからモネが晩年まで創作意欲を失くさずに描き続けた未来、無限を感じる。

白内障を患ってからは、パステル系ではなく、原色に近い赤、緑、茶が目立つ。

日本の橋や、しだれ柳を力強く描いてる。

睡蓮と柳の反映作品で、戦争のどさくさに紛れて、わりと最近発見された松方コレクション↓

上が気になる。

順路途中で、モノクロドキュメンタリー映画のモネが、自邸庭でくわえタバコで🖌️を持ち、カンバスに向かう姿が観れた。

愛犬が側から離れず、とても楽しそうだった。ほぼ外で描いていたそうだ。　

カラーでも観たかったなと思い、今テレビ付けていたらNHK映像の世紀でまったく同じ映像をカラーにした番組やってた。

超能力か！

絵画も芸術も人それぞれな見方、楽しみ方があるけど、知識があれば何倍も楽しめるかも。

サッチーにしてはグッツ多めに購入。

これは列に並ばなくても買える常設ショップの睡蓮缶ヨックモック。

国立西洋美術館所蔵作品だからか、比較的リーズナブルだった1600円。

常設ショップで絵はがき買ったらこんな素敵な紙袋に入れてくれた。

なによりお気に入りなのが、裏表別々の紙袋

350円。

飾って眺めます。

ゴッホ🌻、浮気してごめん。

常設展編へ続く。

モネ 睡蓮のとき

モネ　睡蓮のとき