ため息

出ました

公開中の「J・エドガー」

巨匠クリント・イーストウッド監督と、若き名優レオナルド・ディカプリオがタッグを組んだ力作です!!

アメリカ初代FBI長官ジョンエドガー・フーバーの壮絶かつ、勇敢に生き抜いた人生を描ききってます~
が、
が、
なぜに、アカデミー賞の主要部門にノミネートすらされなかったのか!?
なんで


前哨戦のゴールデングローブ賞(記者達がドラマや映画の優秀者を選ぶ)には、しっかりノミネートされてたんだけどね…
アカデミー賞は、アカデミー協会員(監督、俳優、脚本、技術、カメラマンなどの同業者)が、お互いに票を入れるから…レオさまや、トムさまは、同業者からはあまり評価されてないのかしら…
レオさま、かなりのプレイボーイだし

それはさておき…
以外ネタバレ含みます

映画の内容
サッチーがはまる、ドラマCSI科学捜査班シリーズも、あさみんがはまる日本の科捜研の女も、元をただせば、この偉大なるFBI長官が、考え出した技術や、捜査方法なのよ

晩年に近付きながら、77才まで、現役の長官で、アメリカ国家を守っていたエドガーが、自伝的な内容を速記係に語りながら、回想していきます…
アメリカの司法省の若き職員だったエドガーは、上司の家が、右翼や、共産主義者の暴力的なテロによって爆破されたのを目の当たりにして、せっかくの証拠や、遺留品を踏み荒らして台無しにする現場の警察を忌々しく思う。
上司の目に止まったエドガーは、過激派対策課を任され、手段を選ばずに過激派の摘発に取り組む。
司法省捜査局(FBIの前身)の局長代行を任されたエドガーは、政治家の支配は受けないという条件で、部下の捜査官も厳しく選別。
のちに、エドガーの片腕となり副長官として公私ともに深い絆で結ばれるクライド・トルソンを見いだす。
このアーミー・ハマーって俳優さん、ソーシャルネットワーク
の主人公と敵対するボート部の双子のひとじゃん!ちゃんと顔だししてるほう!(一人はかわいそうにも、からだだけ出演で、顔はアーミーさんにすげ替えられてる)

すごい大抜擢だね~だって、レオさまが、特殊メイクや声色で50才差の演技をしているのと堂々と渡り合っている

フーバー長官て、隠れゲイだったんだね…このおしゃれでかっこいい片腕クライドと、秘められた愛

見掛けは超たくましい、アメリカ少年少女憧れのFBI長官が、そんな切ない想いを秘めながら、名だたる悪人、ギャングを捕まえていったなんてね
シナリオ教室でも言われるけど…ただのいい人、ただのわるいひとを書いてもなにも面白くない

二面性が大切なんだって…エドガーも、冷血で、高慢な仕事人間の裏に、母親を溺愛し、興奮すると吃り早口に悩み、実は、男色を好んでいた弱さもあった…
エドガーが、全米犯罪者指紋システムや、科学捜査を導入してなかったから、アメリカ中の金持ち、有名人の子供が誘拐、殺されていたかもしれないんだよ…
ケネディ大統領にも、テロや、暴力に気を付けろって忠告したのにあんなになっちゃったし…先見の明があったんだね~
キリがないくらいに語りたいけど、あとは観てのお楽しみ

レオさま、すごいよ…フーバー長官乗り移ってるし、演技と言うよりドキュメントみてるみたいだよ…間違いなく、アメリカ映画界を引っ張っていくのはレオさまでしょう~
アカデミー、いつかはわかってくれるんじゃないかな…映画界にもたくさん共産主義者がいて、みんなアカ狩りに遭ったから恨んでるのかもね~フーバーさんのこと

最後まで読んでくれたひとありがとう
良いことありますよ

