大台到達の勲章が、自慢の打棒にさらに磨きをかけたようだった。
1点を先制した五回、なおも1死二、三塁、鳥谷が2球目の140キロをとらえた打球は右前へ。
4試合連続打点となる2点タイムリーで今季104打点とし、チームの勝利をグッと引き寄せた。
5日のヤクルト戦(神宮)にプロ通算1000安打を達成。一夜明け、一息つくどころか勢いは加速した。
一回にいきなり中前打。五回のタイムリーに続き、八回にも先頭で遊撃内野安打を放ち出塁。
リードオフマンとして、ポイントゲッターとして、役割をしっかりこなしながら3安打猛打賞をマークした。