和紙たち。 | あだちまり日和

あだちまり日和

和紙あかり作家のライフスタイル。
  日々の工夫や暮らし・食事や子育てのことなどを綴っていきます。

唯一無二の美しさ…


4面すべて組み付けました。

残りは上部5面。


本体は美濃和紙をメインに、

紙司さんで出会った黒谷和紙を使っていますが、


5つの上部の面には、そこに阿波和紙、出雲和紙、越前和紙を少しでも加えれたら…と思います。

これまで私が縁あって使わせていただいた和紙たちが、

日本の離れた場所で漉かれた和紙がたちが、

この作品で、その距離が近づいたら、

どんなに素敵なことなんだろうか、

と思ったんです。


どの工房の方も、お店の方も親切で、

自分自身を裏切らないものづくりをされている。

職人さんたちは、もっと大切にされないといけないと思うし、もっと対価を支払わないといけないとも思う。


ものを生みだし、育てる人が報われる世の中であってほしいな…と、


私はそんな職人さん達が生みだした和紙から

たくさんの作品を生みだしてきました。

日々、手に取るたびに癒されて、

そのあたたかさを感じているんです。

この二十数年

何にも変えがたい喜びがそこにはありました。


今まで嬉しかったこと、

出会ってきた人たち、支えてくれた人には、

ありったけの感謝しかないです…


そして、苦しかったこと、辛かった経験を

与えてくれた人にも、

今となっては、それも感謝ですね…


私がはじめて書いた童話、

「もこもこフラフィー」で伝えたいメッセージの一つ、


助けているようで助けられている

助けられているようで助けている

そしてありのまま存在している、そのこと自体が素晴らしいんだ。


という思いをこの作品のタイトルにしました。

あともうひといき!


あだちまり童話:もこもこフラフィー

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