そこにある価値 | あだちまり日和

あだちまり日和

和紙あかり作家のライフスタイル。
  日々の工夫や暮らし・食事や子育てのことなどを綴っていきます。

朝から工作WSなどミーティング、

帰ってからクールダウンに本を少し…。 "蜻蛉日記"は、宮廷中のある男女のゴタゴタなどが書かれているのですが、

香を焚きしめ草花を巻いた文(ふみ)からメール、

唐衣など羽織った十二単が機能性のある服、

日記からブログetc…。

時代の設定が変わっただけで、現代のドラマを見ているよう。 (哲学にしろ小説にしろ)昔の本を読むたびいつも思うことですが、時を超えて相も変わらず人間は変わらないのだなぁ…と思うと、セカセカした現代に生きている私も、なんとなくまあるい気持ちになる。


結局どの時代も、人は同じような感情をもって、

同じようなことを繰り返す生き物であるならば、

もしかして、

そこにこそ人の生きる価値があるのかもしれない…。

あらゆる文学や芸術が時代を超えて愛されてきたことが、それを実証してくれてますよね…。 世の中には、ありとあらゆる情報やバイブルが溢れていて、転ばぬ先の杖を持つ努力も大切ですが、

実際に大きく転んで自分なりの生き方や処世訓を磨き、人生を謳歌することを楽しみたいなと思うこの頃。