たまに一人で行く大好きなカフェ
一軒家をリノベーションしてつくられたお店だそうですが、
”誰かの家だったであろう”ぬくもりが、とてもいい感じに残って、
昭和の洒落た平屋の一軒家も、いくつかの時代を経ることで、味のある皺が幾重にも刻みこまれ、
客人を家族のように迎えてくれるなんともいえない穏やかな包容力が滲みでているような気がします・・・。
バランスのよいほどよい抜け感のある中庭をぼんやり眺めているだけで、つられてこちらの心にも何がしかの空間が生まれて、なんとなく軽くなっていく・・・。
日常の喧噪から離れた静かでのんびりした場所は、やっぱり好きだしいつ来ても居心地がいい・・・。
こちらで展示されていた作家さんのワークショップに親子で参加したこともあるのですが、
香取線香を焚いて中庭でのんびり制作・・・。
好きなカタチのバッチを選んで色を塗っていきます。
娘は、ゾウと花。
「え?2つも作るの~???」と思いきや、
ひとつ私にプレゼントしてくれました。
こどもってやさしいね・・・。
私は鳥を選び、水玉模様に…。
後日、作家さんがピンをつけ、樹脂でぷっくりコートして仕上げて送ってくださいました。
下の写真の鹿???は、作家さんが期間中、皆で色を塗って完成させようとしたものですが、
皆バッチに夢中で、塗らないまま最終日になってしまったそうで、
「じゃあ、娘ちゃんにまかせよう!!」と、
一から全部ひとりで塗らせていただくことになりました。
水を得た魚のように勢いよく塗りはじめている娘の筆さばきには、全くもって迷いがありません!!
目の前にある作品に全力投球!!
大人には一番難しいことだな・・・。
十数分後にはびっくりするくらい素敵な作品に仕上がっていました。
”今”が大事で、
そして”大事な今の連続”が(すばらしい作品)未来を切り開く原動力になるのですよね・・・
さすがは師匠!!