今回は、開幕14試合(全チームと対戦)が終わったので振り返りをする。ちなみに、ライオンズは、14試合で8勝6敗の貯金2と山川選手・源田選手が離脱したうえでこの成績は本当に立派な数字であると思う。そこで、この要因はどこにあるのか、また、今後どのように戦っていくかを考察する。
①投手陣の振り返り
投手陣は、防御率2.18とリーグ2位の好成績を残している。その原動力は、高橋選手・今井選手の2人である。実際、2人で39イニングを投げて1失点は圧巻である。そのほかにも平良選手も防御率2点台前半と好成績を残している。しかし、中継ぎは、防御率はまずまずであるが内容的にはそこまで良くないので、これから調子を上げて欲しい。さらに欲を言えば隅田選手に勝ち星がつけば、もっとチームに勢いがつくだろう。
②野手陣の振り返り
野手陣は、源田選手・山川選手が離脱しており、かなり心配であったが、チーム打率は.243でリーグ3位、得点は49と2位ホークスと比べて2試合少ないもののリーグトップ(1試合あたりの平均得点は、2位)と順調である。その要因について僕は、松井監督のやりたい野球が浸透しているのではないかと考えている。例えば、送球間に進塁したりする姿勢や、相手の隙を突いて少ないチャンスをモノにする姿勢が挙げられる。実際、昨日の6点目のホームインも相手の捕手がボールを前にこぼした間に得点した。このような意識の浸透がチームに好循環を与えているのだろう。
山川選手・源田選手が復帰してからもこの意識が継続できればチームも自ずと好成績を残すことができるだろう。
③今後の予定
今後の予定は、明日からホークス2連戦。金曜からオリックス3連戦。来週の火曜日からロッテ2連戦。金曜から楽天3連戦となっている。明日からの5試合はかなり苦しい試合になると思うが、2勝3敗で乗り越えることができれば、先週の貯金がまだ残るので最低でも2勝はしたい。