「ファイル交換ソフトを使ったら解雇」
これくらいの対応が必要なのかも
機密保護書類などの管理や抹消のサービスを行なっている株式会社日本パープル
は27日、社内書類や営業書類が社員が使用したファイル交換ソフトにより流出した
と発表しました
流出した情報は以下の通り
・該当社員の2006年9月より2007年5月までの業務日報
・平成18年度社内人事 評定資料 5名分
・営業プレゼンテーション資料 複数件(継続確認中)
・社内業務マニュアル 10件
・弊社社員名簿 86名分
機密保護書類などの管理や抹消のサービスを行なっている会社がこのような
事件を起こしたら信頼は崩壊してしまいます
また、同社では28日、再発防止策として
A:物理的・技術的安全管理措置
と
B:組織的・人的安全管理措置
を挙げていますが、今回注目したのはBです
報道資料によると
「自宅のパソコンにファイル交換ソフトがインストールされている場合は、同日中に必ず
削除すること。また、業務用データが存在する場合も合わせて削除するよう指示した上、
今後ファイル交換ソフトによる違法行為や、自宅のパソコンに業務用データならびに
文書の存在が発覚した際は、企業の存続を著しく危うくする行為として、即時懲戒解雇
の対象となる旨を周知徹底。同内容での誓約書を社員個々と取り交わす旨を通達
いたしました。」
今後は、
「ファイル交換ソフトの利用=即時懲戒解雇」
というのが基準になるかもしれませんね
もしかしたら、
「そんなの厳しすぎるよ」
と思う人もいるかもしれませんが、
「顧客情報はとても重要な情報」
です
「ファイル交換ソフトを利用したら、即時懲戒解雇」
なんだという気持ちで、重要な情報は扱う必要があります
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報道ページ:
弊社社内文書、ならびに営業資料流出に関するお詫び(2007/06/27) 株式会社日本パープル