東京電力、約47万人分の顧客情報が含まれるマイクロフィルムを紛失
東京電力は7日、一部事業所において顧客情報が含まれるマイクロフィルムを紛失したこと
を発表しました
一部事業所:栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県
紛失したマイクロフィルムには、約47万名のお客さまに関して、平成11年から平成16年まで
の一部期間において、過去のご契約情報(お客さま名、住所、電話番号、口座番号、
ご使用量、ご請求金額など)が記載されていたそうです
同社は、
「本フィルムは、ご契約情報を小さなフィルムに微細文字で記載した
もので、専用の機器を用いなければ、判読が困難な仕様となって
おります。」
と言っていますが、
「情報セキュリティの立場から考えると、判読が困難な仕様になっているから
安全と言うことには決してなりません
もしこのフィルムを所有しているものが、専用の機器を持っていた、あるいは機器を購入する
かもしれないからです
つまり、どのような対策を講じたとしても100%安全ということは
できないのです」
それでは、どうすればよいのか
それは、
「対策をいくつも講じるということです(つまり多重対策)」
ただし、無計画に対策を講じても意味がありません
きちんと計画を立て、専門知識のある人からの意見を聞きながら
計画案をまとめていくことが必要です
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