NTT西日本の業務委託先が最大で8万4000件の顧客情報入ったUSBメモリを紛失!?
以下は、NTT西日本の報道資料から抜粋しています。
1.事故概要
NTT西日本(山口支店)から業務委託を受けた
NTTマーケティングアクト山口において、販売代理店からの
商品受注情報のデータを作業用パソコンに移行する際に用いた
「申込商品」「申込者名」「電話番号」
などのお客様情報の入ったUSBフラッシュメモリを
事務作業所内(NTTマーケティングアクト山口パートナー担当)
で紛失しました。
なお、お客様情報には、料金引き落としの口座番号等は
含まれておりません。
2.紛失件数
山口県内のお客様の商品受注情報 最大で約84,000件です。
3.お客様への対応
該当のお客様へは、早急にお詫び文をお送りする等、
個別にご説明させていただき、お詫びさせていただきます。
なお、本件に関するお客様からのお問合せ先は、
「0120-551387」
(受付時間:9:00~21:00<土日含む>)
でお受けいたします。
4.再発防止策
NTTマーケティングアクト山口においては、外部記録媒体の
セキュリティ対策・保管管理の更なる徹底、作業所内での
お客様情報等管理体制の強化、定期監査の実施等の防止策
を行います。
5.NTT西日本における指導強化
NTT西日本においては、従来より業務委託する際には、
委託先に対してお客様情報管理に関する責任者を設置させる
とともに、担当者に研修を実施するなど指導等行っていますが、
今後は、委託先への日常業務における管理の指導徹底は
勿論のこと、委託先における自主点検の徹底およびNTT西日本
からの実地監査を実施するなど、更なるお客様情報管理の
指導強化を図ります。
6.その他
6月1日、山口警察署に届出を行っておりますが、現時点では
該当のUSBフラッシュ メモリは発見されておりません。
なお、情報の不正使用等の事実も確認されておりません。
「また、同じ事件が起こってしまいましたね~」
個人情報保護法が施行されて2ヶ月経ちますが、この法律に
抵触する事件は後を絶ちません。
企業は、もっと個人情報の管理を徹底していただきたい
ものです。
参考サイト:山口県内のお客様情報の入ったUSBフラッシュメモリの紛失について 西日本電信電話株式会社