HDD上のファイルを人質に“身代金”要求する新手の攻撃


 悪質なサイトを使ってユーザーのマシン上のファイルを


暗号化してしまい、暗号を解除したければ金を払えと要求する


新手の攻撃が報告されているといるそうです。


 この情報は、セキュリティ企業の米Websenseが5月23日に発表した


ものです。


 Websenseのアラートによれば、この攻撃では、ユーザーが操作


しなくてもアプリケーションを実行できてしまうInternet Explorer(IE)の


脆弱性(Microsoftで対処済み)が悪用されています。


 このサイトに接続すると、このサイトに仕組まれている


アプリケーションで、ユーザーのローカルHDD上にあるファイルを


暗号化してしまうそうです。


 被害に遭ったシステムには、ファイルの暗号解除ツールを購入する


方法についてメッセージが残され、オンラインのアカウントを通じて金を


支払うよう要求されるそうです。


今、現在日本での被害はないみたいですが、今後被害が出る


ことが予想されます。


ですので、接続先不明のサイトに接続する場合には、


十分気をつけ、できれば、接続しないようにすることが最善策


だと思います。