
鳩山内閣は、地球温暖化防止のために
日本からのCO2削減を1990年比で25%削減すると
画期的な目標を世界に向けて表明した。
日本が、この環境問題で世界をリードしようという
凄い目標を掲げて、世界各国の驚かせたのは先日のこと。
1996年に京都議定書が取り交わされ
そのとき、日本には1990年比で2009年までに
6%削減をすることが課せられた。ところが結果的には
6%ほどの増加、目標達成にはほど遠いものだった。
鳩山首相の目標値は、今の2009年比で
30数%の削減ということになる。
この目標は、世界をリードする
素晴らしいものではあるが、その目標を
実現するための施策がなにも聞こえてこないので心配する。
目標を設定するには
それをたせいするための施策がどのようなものか
必ずセットになっていなければならないのだが・・・
はっきりいって、この実現には途方もない
施策を実行しないと、多分、世の中のエネルギー消費の
基本形態が変わるほど革新しないと
成し得ないこと。
ガソリン車など化石燃料を消費する車が
走っている場合ではないはず。
環境大臣はただちに
目の色を変えるほど、大胆で具体的な
方策を速やかに実施しなければ
とても実現し得ないこと。