霊能者が除霊をしたあとで、その依頼人に憑依していた霊の生前の姿を告知することがあります。
「あなたに取りついていた霊は、江戸時代に〇〇をしていた男性の霊です」
依頼人は、なぜ、そんなことを知りたがるのでしょうか?
霊能者は、なぜ、そんなことを告知するのでしょうか?
それは、依頼人と霊能者にとって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
あなたに憑依していた霊が、もし、血縁者の霊だとわかったら、あなたは、どう思いますか?
「あなたの〇代前のご先祖の霊があの世で苦しみ、直系の子孫のあなたに救いを求めて取りついた」
こんなことを聞きたいのですか?
例えば、あなたは、昔、悪友と共に悪いことをしていました。
いまは足を洗い、真面目に働いて生活をしています。
そして、そんな昔を周囲の人たちに知られたくはありません。
そんなとき、昔の悪友が現れ、周囲の人たちにあなたの昔の悪事を言いふらします。
「あいつは、昔、あんなこてやこんなことをしていたんだぞ!」
あなたは、どう思うでしょう?
そんな思いは憑依していたご先祖の霊も同じなのです。
地獄界の苦しみから救われたい一心で子孫のあなたに取りついてしまい、結果、あなたを苦しめてしまった。
申し訳ない気持ちでいっぱいでしょう。
しかし、あなたが霊能者のもとに行ったおかげで救われ、いまは天界に向かっています。
と、同時に、あなたを苦しめていたのが自分だと知られたくない気持ちもあるでしょう。
それなのに、霊能者はそんな霊の気持ちを考えずに、無神経にあなたに伝えてしまう。
霊としては、心中、穏やかではいられないでしょう。
あなたとしては、いままで自分を苦しめてきた憎き霊の正体を知りたいかもしれませんが、その霊を許し、心穏やかに天界へのぼらせてあげてください。