自分は聖人君子ではないし、完璧なイキモノでもない。
小さい頃、悪口一つでブチギレてケンカしたことなんて何回もあった。
ケンカの末に、誰かに怪我を負わせてしまったこともあった。
不意にしろ、故意にしろ、色んな人に迷惑をかけてきた。
叱られたことも、怒られたことも、怒鳴られたことも何度もあった。
…だからこそ、
自分は他の誰かのやらかしにとやかく言う資格はないと思っている。
自分は聖人君子ではないし、完璧なイキモノでもない。
ならば、他の誰かに聖人君子になってもらおうと、
完璧になってもらおうと思うのは傲慢でしかない。
炎上、スキャンダル、不祥事、事件…。
そういう人たちに対してなんの批判も出さないのは、
そういうレベルにまで行かなかったとしても、
自分もまた多くの失敗を経て今の自分があるからだ。
それは決して、養護ではない。自戒である。
誰かの不幸は、蜜の味…ではなく、誰かの不幸も、いずれは我が身。
…あるいは、何時かの我が身。