ブログ絵本『瞳の記憶』 -5ページ目

第四話

アドコミック ブログ絵本シリーズ第1弾

瞳の記憶

作者:聖 栄実  絵:AZL


ブログ絵本『瞳の記憶』



「そう?私は気に入ってるけど」

紅茶を運びながら、葵は言った。


「前の人が忘れて行ったらしいんだけど、この青い目を見ていたら、何か訴えてくる気がしたの。」

 
そう。葵に初めて会った時、私は心の中で叫んだ。
私を助けて!捨てないで!って。


その声が葵に通じ、私は彼女の物になった。



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