リリカも含めてクラシック音楽のスタンダードは振り子歌唱術と言える。
つまり・・・・・
歌い始めの音の立ち上がりはその前奏の暗示の中から生まれ・・・・・
歌唱におけるブレス後の次のフレーズは・・・・・前のフレーズの暗示にリンクし、その暗示の中から生まれる。
こらが鉄則である。
然しながら・・・・・
喉声アッポジオ歌唱は・・・・突然「ウヲーッツ♪」から始まり、歌い終わりは適当・・・・
・・・・で、次の休符は・・・・・休憩。
そうじゃないんだなア~。
黄金期の歌手達の多くもホセ・カレラスも結構休符は「休憩」しているでしょ。
休憩ではなく・・・・・緊張感に満ちた無言の「間」なわけです。
この「間」・・・・・を、演じれる歌手が本物です。
拍手貰うために「ヲーッツ♪」なんて見せている声色発声は論外です。