初めまして、高校時代のことを書こうと思います。長くなりましたので前編後編に分けようと思います。暇な時にでも読んで貰えたら嬉しいです。

中学時代不登校だった私は必死の思いで受験を突破し、全日制の美術を学べる高校に通っていました。

部活は美術部と運動部のマネージャーを兼部したり、アルバイトもしたりとたくさんのことを頑張ろうと張り切っていました。

元々頭痛持ちだったためたまに休んだりすることはありましたが、1年生の夏まではとても頑張っていたと思います。

一個上の先輩に恋もしました。学校に行けば必ず見かけられるので、とても楽しく学校に通っていました。

しかし、その先輩が影でブスにしかモテないと言っている噂を聞いてしまい、元々外見に強くコンプレックスを持っていた私は、1年生の11月ごろ、ショックで1ヶ月ほど学校を休んでしまいました。

その間、ほぼ何も食べずに寝込んでいました。
どれだけ寝ても起きてられず、スマホにも触れなくてお腹もすきませんでした。今思えばうつ状態だったと思います。

ある日、何故か起きることが出来たので何となく体も軽くなっていたし体重計に乗ってみたら10キロほど痩せていました。

1ヶ月でマイナス10キロは今思えば健康的ではないのですが、元々ぽっちゃりしていたこともありとても嬉しくなって学校にも少しずつ復帰することが出来ました!

復帰してからもあまりお腹が空くことはなく、朝はプロテイン、お昼はサラダか食べないかで、夜は帰りが8時を過ぎるので疲れて何も食べずに寝てしまうような生活を続けていました。

体はだるい感じがずっと続いていましたが、優しい友達に恵まれたため学校が楽しくて頑張って通っていました。

痩せたことで周りの人達も優しくなってそれが嬉しかったです。

しかし元々60キロ近くあった体重は30キロ代まで落ちていました。
私は自分が太っているとその時も思い込んでいたので、みんなみたいに細くて可愛くなりたい、もっと痩せて先輩を見返したいと思っていました。

そのときは自覚はありませんでしたが、拒食症だったのかなと思います。

そして、徐々に頭痛と朝起きられないのが辛くなってきました。頭痛が始まる時に目がチカチカして眩しい感じになるのですが、偏頭痛と診断されて病院に通っていました。(この後、頭痛も統合失調症の影響だとわかります)

そんな危ない生活を続けていると、ある時急に起きられず何もする気が起きなくなってしまいました。家族ともよく喧嘩をするようになり、なにか気づいたのか親がメンタルヘルス科のある病院へ連れて行ってくれました。

そこで統合失調症と診断されました。

私は病気扱いされたことが悔しくて辛かったですし、障害なんだと悲しくなりました。普通に生きてきたと思ったのにずっと前からおかしかったんだと哀しくなりました。

学校にも全く行けなくなり、家で寝て過ごすことが増えました。親にも「整形をしたい」と言ってたくさん迷惑をかけました。

歩道橋から飛び降りようとしたり包丁を持って風呂場に逃げたりしましたが、勇気がなく何も出来ませんでした。

鏡を見て泣いて壊したり、寝ているときでも化粧をしていないと不安でした。

自分の思考に能力や環境が追いついていない感じがしてとてもイライラしていました。

学校を休みすぎて単位が足りなくなったので進級できないと言われました。

後輩と同じ学年になるのは絶対に嫌だったので私はもう高校に行く気もなかったし正直気乗りはしませんでしたが親のすすめで通信制の高校に転入することにしました。

読んで頂きありがとうございます!後編で通信制のこと、生活できるくらいまでの回復の経過を書きたいと思います。よろしくお願いします。