先日、二宮整体講師の池田泰則先生の「健康のつどい」に参加してきました。
「身体を遠隔的に調整する(要するに実際に痛んでいるところを触らずに痛みを緩和、軽減させる)」方法を勉強してきました。
とても勉強になったので、少しご報告させてもらいます。
皆さんは、身体を痛めているときに痛めている箇所をゴリゴリと揉まれたらどうでしょうか?
例えば、ぎっくり腰で動けないときに腰をバキバキ!とか。
すじを違えて首が回らないときに首をゴリゴリ!とか。
やっぱり、こわいですよね。強い力で痛めている場所を押さえられたら、治るどころか更に痛めてしまう原因にもなりかねません。
先日も患者様のご紹介で、当院に腰痛の方が来られました。
聞いてみると
「他の治療院に行ったけど、治療に行った次の日に治療を受けた痛みで動けない。その先生は筋肉が硬くなっているので腰をしっかり揉まないと治らないと説明されるのですが痛くなるし治らないしで1ヶ月で通院するのを止めました。」
といった感じでした。
この方は昨日、当院で3回目の治療に来られましたが、腰の痛みが痛かったときを10とすると2まで痛みが減っていました。
お身体がとても敏感だと判断したので、痛めている腰はほとんど触っていません。
身体には、ツボがあるのは皆さんご存知だと思います。
ツボのことを経穴(けいけつ)と言います。
経穴には流れがあり、流れを経絡(けいらく)と言います。
例えれば、経穴が駅とすると経絡は駅と駅をつなぐ線路になります。
経絡をみてゆくと腰は下肢と、首は上肢とつながりが深いことが分かります。
なので、治療の方法はこうです。
(1)首と腰は触って観察し、異常を感じる。
首は後頭骨の高さをみる。左右で下がっている側の異常が多い。
腰は腰椎4番、5番の弾力(経穴でいうと4番、5番の2行線の硬直)をみる。左右で弾力のない側(硬くて動きの悪い側)の異常が多い。
(2)首の異常は、異常と同じ側の手の経穴を使い調整(合谷、手三里、尺沢など)
腰の異常は、異常と同じ側の足背の経穴を使い調整
※具体的な取穴(ツボの選び方)については症状と症例により違うので省略
(3)患部の異常感が取れていることを観察する。症状や痛みが改善、軽減されているか調べる。
この方法だと首と腰は触って、治療の前後を観察するだけなので痛める心配がありません。
最近、やっぱり治療は感覚が大切だとつくづく思います。
これからもどんどん腕を磨いて、皆さんのお役に立てるようにがんばってゆきますね。