お盆休みのこの期間は、自営業者にとって、日ごろの雑務を片付けるのにとっても良い時期です。
というわけで、今日も渋谷の事務所に来ていますが、出勤途中でこんなことが・・・。
改装中の渋谷駅は、いたるところが工事中で、いつもは通れる通路が塞がっていたりして、
結構不便です。
そんな駅通路を歩いていると、「誰かー、押してー、早くー、押してー」と叫ぶ声が。
前方を見ると、少しだけ上り坂になっているところがあり、車椅子の男性が
登るに登れず、困って助けを呼んでいたようです。
慌てて駆け寄り、「押しますね。」「スピード大丈夫ですか?」と声掛けしつつ坂の上まで
到達。(といってもほんの2~3メートルですが)
男性は、一度も私の方を見ることなく、「ありがとう~」と言って、目的の方向へ去って行きました。
やれやれ、よかったよかった、と思う反面、ちょっと違和感・・・。
車椅子で外出されると、私たち健常者には分からないご苦労が、沢山あるのだと思います。
嫌な思いをされたことも、一度や二度ではないはず。
でも。
「誰かー、押してー」の前に、「すみませーん」の一言があったら。
「ありがとうー」と去る時に、一瞬でも私の顔を見てもらえたら。
なんだかちょっぴり寂しかったのです。
でもでも。
この方に限らず、普段の私たちも、同じようなことをしていませんか?
家族に対して、仲間や同僚に対して、何かをお願いするときに、きちんと
「すみません」「申し訳ないけど」など、一言付け加えていますか?
「やってもらって当たり前」と思っていませんか?
「おはよう」「ありがとう」と、きちんと相手の顔を見て言っていますか?
パソコンに向かって言ってませんか?
いろんなことを考えさせられた、朝の出来事でした。