タカマサユキの『ザ・タカデミー賞』
第15回受賞作品「最強のふたり」
古今東西の名作を取り上げ、インプロ(即興劇)のシーン作りやゲームに役立てる『ザ・タカデミー賞』!
第15回の受賞作品は、「最強のふたり」です!
2013年、日本アカデミー賞最優秀外国作品賞受賞作品です!日本では興行収入が16億円を超え、日本で公開されたフランス映画作品で歴代1位のヒットになりました!
今回『ザ・タカデミー賞』では「最強のふたり」に、
『対等だからこそ人と人は繋がるで賞』
を授与したいと思います☆
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【あらすじ】
パリに住む富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、頸髄損傷で首から下の感覚が無く、体を動かすこともできない。フィリップと秘書のマガリー(オドレイ・フルーロ)は、住み込みの新しい介護人を雇うため、候補者の面接をパリの邸宅でおこなっていた。
ドリス(オマール・シー)は、職探しの面接を紹介され、フィリップの邸宅へやって来る。ドリスは職に就く気はなく、給付期間が終了間際となった失業保険を引き続き貰えるようにするため、紹介された面接を受け、不合格になったことを証明する書類にサインが欲しいだけだった。
気難しいところのあるフィリップは、他の候補者を気に入らず、介護や看護の資格も経験もないドリスを、周囲の反対を押し切って雇うことにする。フィリップは、自分のことを病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれるドリスと次第に親しくなっていく。
※Wikipediaより
【見どころと役の成長】
『1番の見どころ』
CMでもやっていたシーンなのですが、フィリップの電動車椅子を改造し速度を上げてドリスと2人で楽しそうに走り回るシーンですね!
元々フィリップも健常者ですから、走り回ることや楽しいことだってしたかったわけです。
しかし周りの人達は危ないとか気を使ったりとかで、そんなことはさせないため次第にフィリップ自体も刺激を得られなくなっていったのだと思います。
そこに現れたドリスが楽しさや刺激を思い出させてくれた。とんでもなく劇的なことではありませんが、この些細な楽しさや喜びが凄く印象に残りました。
『役の成長』
ドリスに目を向けてみましょう。一般社会から見てみたら就職する気もなく厄介者でした。彼の家庭環境からみたらそうなっても仕方がないのかもしれません。
しかしフィリップの介護者として働いていくに連れて少しずつ変わっていきました。1番変わった瞬間というのは、深夜にフィリップが発作を起こし、ドリスが外へ連れ出してお店で色々話をした時でしょう。
あのシーンはお互いが相手に対して思っていたことを正直に話していたと思います。隠していたわけではないけれども、自分の深い部分をさらけ出していた会話でした。
相手の心を動かすのはやはり深い部分をさらけ出すしかないのかもしれませんね。
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というわけで今回の『ザ・タカデミー賞』はいかがでしたでしょうか?
大きく感情のうねりや出来事がある作品ではないですが、ゆったりと物事を考えながら観るには良い作品でした!
というわけで担当はタカマサユキでした!次の『ザ・タカデミー賞』もお楽しみに☆
【今後の更新予定】
7月29日(火)「永田麻依のまいっぷるマガジン」第15回
8月3日(日)「浅井ケンスケの志事発見伝」第16回
8月8日(金)「タカマサユキのザ・タカデミー賞」第16回