カウンセラーのリエです。

 

私はいま家にいるのですが、

 

引きこもりってどんな経緯でなったのか、

不思議に思う人もいるかも⁉ と思って、

 

 

そもそも何で引きこもったの? ってシリーズを書いてます。

 

 

今回の話は 

そもそも何で引きこもったの? ④ ~めちゃくちゃ怖い、でも英文科に行きたい~ の続き

 

=====

 

大学3年のある授業の時に

シャーロット・ブロンテという作家に出会う。

 

 

 

女性が家庭の天使といわれ、旦那と子どものために

献身的に尽くすのが美徳とされた19世紀イギリスで、

 

ブロンテ家は

女性にも教育の機会を与えるような

割と自由で進歩的な家。

 

それでも、娘には

女性として家庭を持って、幸せに生きて欲しい父親と、

教育を受けたからこそ、

もっと自由に自分らしく生きたい自分の想いとの間で

葛藤している彼女の人生を追っていくうちに、

 

 

「あ、これ、私のことだ、、、、」 って気づいたんだよね。

 

 

 

 

 

 

今までずっと生きづらかったのはこのせいかもしれない。

 

 

そういえば、私の意見が間違っていたら

父親から必ず訂正されてきた。

 

「そうじゃないよ、こうだろ~ だからお前は、、、」

「お前は真剣に考えないからダメなんだ。」

「そんなのもわからないのか、馬鹿だなぁ。」

 

イライラすると、きっとなってすぐに怒鳴ってきたり、

自分の正しさを主張するだけで、反論を言ったら怒り出し、

私の言うことは、はなから聞いてもらえなかったり。

 

 

 

 

自分が間違ってるから訂正されるんだ、

父親が正しくて、父親の思うような人間にならないと

社会ではやっていけないんだ。

 

間違ってる私が悪いんだと思っていたけど

これって違っていたのかもなぁ。。。

 

 

こんなことがあって、

私は私で意見を持ってもいいのかもしれない。

怒る父親が怖くて、意見が対立したら

すぐに引っ込めてしまっていたけど、

もっと自分の意見を主張してもいいのかもしれない。

と遅まきながら気づいたのだった。

 

 

 

 

これからどう生きていったらいいんだろう?

自分はいつも正解を求めていて、

親の言うことが正しいと思っている。

 

意見が対立したら、

自分の意見は間違っていると思ってしまい、

自分に全く自信がない。

自分がこれから拠り所にするような、

自分の意思や考えが全くない。

 

 

どう生きたらいいんだろう?

何を頼りに生きていったらいいんだろう?

 

 

 

 

大人になる、社会にでるのがすごく不安。

小さなころからあまり人と関わらなかったし、

人を信用していないので、どうやって関わっていいか分からない。

他の人にちょっとしたことを頼むのも緊張して一苦労していた。

 

 

自分で何でも決めていかなきゃいけないのに、

親の言うことが絶対で、自分の決断に自信が全くない。

間違うのがすごく怖い

失敗が怖い

恥をかきたくない

 

 

 

大学まで、一応どうにか一発で来たけれど、

人生が、ずっと上を目指して

頑張り続けなければ

ならないものなのだとしたら

これからまた上がるのはきつい。

一体いつまで頑張らなければならないのだろう。

 

その時の私は、

人生には一本道で、

これから先、

上に行くための階段を一歩でも踏み外してしまったら

もう二度と上がって来られないんじゃないか?って気がしていた。

 

 

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう!

 

 

 

 

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