おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
いつ見てくださっているかわからないから、あいさつ全部。高尾です。
先日オリンピックが終了しました。そのオリンピックには皆さんもご存知であろう、あるモットーがあります。
「参加することに意義がある」
実はこれ、訳としては的外れなんですね。この訳だと、別にみんな金を狙わなくとも、国の代表として土俵に立てただけであっぱれという意味が取れてしまいます。
しかし、これを言ったPierre de Coubertinの言葉を手に取ってみると、違うことが分かります。
"The important thing in these Games is not to win but to take part, just as the most important thing in life is not the triumph but the struggle."
つまり、「勝つことではなく自分の役割を果たすことが重要である。人生においては成功したことではなく、もがき、努力したことがもっとも大事なように」
そしてまた、「根本的なことは征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。このような教えを広めることによって、いっそう強固な、いっそう激しい、しかもより慎重にして、より寛大な人間性を作り上げることができる」と続きます。
ある意味でこれは厳しい言葉です。結果オーライをPierre de Coubertinは認めない。また戦意喪失して去っていくものを戒める言葉でもある。また成功するためなら手段を選ばないという人を罰する言葉でもある。
よりよく努力する。
もがいてもがいて。もがき苦しんで。
何事もそういう気持ちでやらねば、土俵に立った意味はないということです。
私も、そういう気概をもたねば。