Memory of M

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ワインの紹介

●1987 シャトー ジスクール●あまり出てこない珍しいヴィンテージです●
¥5,990
福森酒店
【個人的な評価】
マルゴーの第3級にランクされていますが、それ以上のレベルに引けをとらない一品です。

マルゴー独特のタンニンの深みはもとより、カシスやブラックカラントの香りもあり、非常にまとまった落ち着いた味になっています。オーメドックの深い味わいがお好みの方に特にお勧めしますが、ちょっと背伸びをしたいこれからワインを嗜む方に本物を味わっていただきたい大人のレーベルです。

個人的には、シャトーマルゴーのセカンド(パヴィヨンルージュデュシャトーマルゴー)より深みの点で勝っていると思っています。



Memory

 さかのぼる事3年、Mとの出会いは偶然でした。
仕事の関係で、他部署のMを手助けをしてあげる事になりいろいろなアドバイスをすることになったのです。

ある日、Mは作業を早々に切り上げ帰宅してしまいました。”あれっ、未だ途中なのに...”私は困惑気味にMの携帯へ連絡します。
”今日如何したの?” Mは”ちょっと、体調が悪かったので...” 私は”それなら、言ってくれなきゃ困るよ。”と皮肉っぽく言いました。
勿論、職業人としても当然だと思うからです。 Mは”必要なら帰ってきます。”と言います。しかし、体調が悪いと言う人を呼び戻すほどの重要さも無く、”今度から、きちんと言ってくれれば良いよ。”とだけ言いました。Mは納得すると、何故かほっとしたらしく、何故気分が悪いのか、訥々と話し出しました。

”xxx部署の、AとB(両方とも人の名前です)は大嫌い!”

私は、何のことやら全く分かりません。

聞くところ、と言うより、Mが勝手にしゃべるところ、”自分と職制が違う、AとBは自分の職制の大変さを判っておらず、オフィスでの振る舞いも全く気に障るというものでした。
AとBはMより7,8歳は年上でしょうか、職制はもとより、考え方や年相応の違いはあるでしょう。
しかし、Mは他の者に対する振る舞いや態度が職業人として成っていないと言うのです。

”なんだ、こいつ”と私は思いました。

よく、職場での女性間の問題は見てきましたので、”またか”と言う程度のしかし、Mについて、’面倒係り’としてはほってはおけない心境で、一応の慰めの言葉と、少しのアドバイスをしました。

ここで、誤解をされては困りますが、私の立場では職場での面倒を未然に防ぐのも職務の一部です、よってそうせざるを得ませんでした。なにしろ、Mそして、AとBとは毎日顔を合わして仕事をしなければならないのですから。。。

このあと、Mと急接近する事になります。

つづく。