つんくさんの声帯摘出の報道には驚いた。それ以上に、母校の入学式を
プロデュースし、その本番で祝辞という形でこれを報告するとはさらに驚きだった。

歌手にとって”声”はかけがえのない財産。これを手放す決断をされたのには、
相当の覚悟があってのことだと思う。

この祝辞の全文を読ませてもらってグッときたとともに、涙が溢れてきた。

 ここまでの人生はもしかしたら受け身だった人もいるかもしれません。
 親が言うから…学校の先生がすすめたから…
 でも、もうすぐ皆さんは成人します。
 もう自分の人生を歩んで行くんです。
 後悔しても意味がないんです。
 今から進んでいくんです。
 自分で決めて進んで行けば、絶対に何かを得、
 そしてまた次のチャンスへと繋がっていくんだと思います。


 私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。
 皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。
 こんな私にしか出来ない事。
 そんな事を考えながら生きていこうと思います。


 皆さんもあなただから出来る事。
 あなたにしか出来ない事。
 それを追求すれば、学歴でもない、成績でもない、
 あなたの代わりは無理なんだという人生が待っていると思います。


これはその時の祝辞の一部だが、こんな素敵な祝辞を受けた学生の皆さんは
本当に恵まれている。

ないものにスポットを当てるのではなく、自分でできることをやり、道を拓く。
まさに、そのことを改めて教えてもらった気がする。

つんくさん、ありがとうございます。